体調不良が治らない・不運が続く・家の中での怪奇現象などは霊障?医学・心理・生活環境と霊的サインを比較し、安全に見分けられる霊障診断セルフチェックを解説。仕事・恋愛・子どもの悩みまであらゆるケースに対応し、浄化方法や正しい相談先も紹介します。
「体調不良 霊」「霊障 見分け方」「家の中だけ体の具合が悪い」などの検索でこの記事にたどり着いた方は、原因のわからない不調・不運・家での異変が続き、不安な状態にあるかもしれません。
しかし、結論として悩みの原因は“霊的なものだけ”とは限りません。むしろ、医学・心理・生活環境・ストレスなど、複数の要因が重なり、“霊障のように見える”症状を生むケースが非常に多いのです。
妙瀧寺の水野行清は、これまで12年以上・延べ1,500件以上の霊的相談に対応してきましたが、同じ症状でも原因の内訳は人によって全く異なります。
そのため、最初に行うべきは「霊かどうか?」の断定ではなく、原因を安全に切り分けるプロセスです。
とくに、次の3つの観点は霊障を疑う前に必ず確認すべき重要ポイントです。
- ① 医学的に受診が必要な症状がないか?(激しい頭痛・耳鳴り・しびれなどは医療優先)
- ② 生活環境・心理ストレスの影響は?(湿度・カビ・電磁波・不眠など)
- ③ どうしても説明できない霊的なサインがあるか?(明確な気配・ラップ音・異常な不運など)
霊障を扱う記事は不安を煽りやすいため、当ガイドでは医学的ケア・心理面・生活環境の要因を最優先にし、そのうえで霊的観点を冷静に整理します。
これから紹介する内容は「霊が原因」と断定するためのものではありません。むしろ、“霊以外の原因もきちんと考慮したうえで、冷静に見分ける”ための総合ガイドです。
✔️ この記事でわかること(5つ)
- 霊障・医学・心理・生活環境の安全な見分け方(セルフチェック)
- 家の中で体調不良が起こる時の非霊的要因(カビ・電磁波・低周波音)
- 自分でできる浄化(塩/掃除/換気/寝室の整え方)
- 受診が必要な危険症状の基準
- どこで除霊できる?(神社/寺院/霊能者の違い)
まず前提|悩みの原因は“霊障だけではない”〜医学・心理・生活環境・霊的要因の安全な切り分け方〜
ここからは、霊障の相談で特に多い「身体・家・不運・仕事・人間関係・子ども」のカテゴリから、霊障と混同されやすい症状と、非霊的な原因との違いを整理していきます。
まず大前提として、ここで紹介する症状は霊障と断定できるものではありません。むしろ、以下のような“非霊的要因”でも同じ症状は簡単に起こります。
- 生活環境:湿度・カビ・換気不足・断熱不足・シックハウス・低周波音・電磁波
- 心理:過度のストレス・不安・緊張・人間関係の疲労・プラシーボ効果
- 生活習慣:睡眠不足・食生活の乱れ・運動不足
- 医学的要因:自律神経の乱れ・偏頭痛・更年期障害・不安障害など
これらの原因を整理したうえで、「どうしても説明がつかない部分」が霊的要因かどうかを見極める手がかりになります。
【身体】原因不明の体調不良と、医学的要因の見分け方
身体の不調はもっとも切実な悩みですが、まずは医学的な検査が最優先です。その上で、相談現場でよく挙がる具体的症状には以下のようなものがあります。
- 重さ・痛み:「片方の肩だけが異常に重い」「背中や腰に鉛を乗せられたような感覚がある」
- 耳鳴り:「キーンという金属音」「低いモーター音のような耳鳴り」が特定の場所でのみ鳴る
- 皮膚の異常:「覚えのないあざ(手足など)」「蕁麻疹のようなものが突然出る」
- 眠気:「いくら寝ても眠い」「生あくびが止まらない」
これらが医学的な治療(整形外科・耳鼻科・内科など)を受けても改善せず、かつ「お祓いに行こうとした時だけ悪化する」などの特徴がある場合、霊的な干渉を疑う余地が出てきます。
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【家】家だけ体の具合が悪い症状と、非霊的要因の見分け方
検索でも多いのが「家にいると気持ち悪い」「家に入ると頭痛」というテーマです。これらは霊障だけでなく、環境要因(シックハウスやカビなど)の可能性が非常に高い領域です。
- 生活環境:湿度・カビ・結露・換気不足・古い建材の揮発物質・電磁波
- 心理:部屋の過去の記憶・在宅ストレス・孤独感
これらを確認・対策しても説明できない場合に、次のような「霊的サイン」が参考になります。
- 特定の部屋だけ腐敗臭や線香のような異臭がする
- ラップ音(パチパチ、ドンという破裂音)が頻繁に鳴る
- 誰もいないのに視線や気配を感じる
- 電化製品が次々と故障する(電球が切れる、テレビが勝手につくなど)
- ペット(犬・猫)が何もない空間に向かって吠えたり怯えたりする
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【不運】悪いことが続く時の症状と、非霊的要因の見分け方
「悪いことが連続する」「裏目に出る」という相談も多いですが、不運の背景には以下の要因が隠れていることが多くあります。
- 心理的要因:注意バイアス(悪いことばかりに目がいく心理)・焦りによる判断ミス
- 生活リズム:睡眠不足によるパフォーマンス低下
霊的視点では、以下のような“確率的にありえない連鎖”がある場合に慎重な検討が必要です。
- 家族全員が同時期に事故や病気に見舞われる
- お祓いや相談に行こうとすると邪魔が入る(急な用事・体調悪化)
- 家の中の雰囲気が急にドブのように重くなる
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【仕事・金運】仕事のミス・お金のトラブルが続く時の原因と霊的要因の見分け方
仕事での評価急落や、金銭的なトラブルの連続も、霊障相談でよくあるテーマです。しかし、これらは「精神的な焦り」が不運を呼び寄せているケースが大半です。
まずは現実的な要因を疑います。
- 非霊的要因:過労による判断ミス・ストレスによる人間関係の悪化・景気や社会情勢の影響
- 心理的要因:「失敗するかもしれない」という不安が、実際のミスを誘発する
これらを整理した上で、以下のような「不可解な現象」が重なる場合は、霊的要因(運気の急激な低下や場所の影響)を検討する余地があります。
- 転職した途端、職場の空気が異常に重く感じ、体調を崩した
- 仕事のトラブル、予期せぬ出費、事故が短期間に異常な頻度で連続する
- 努力や対策をしているのに、なぜか全てのタイミングが裏目に出る
結論として、まずは生活リズムを整え、睡眠を確保することが最優先です。それでも「負の連鎖」が止まらない場合にのみ、相談を検討してください。
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【睡眠】金縛り・悪夢の症状と、非霊的要因の見分け方
金縛りは医学的には「睡眠時麻痺」と呼ばれ、脳が覚醒しているのに体が眠っている状態で起こります。多くは疲労やストレスが原因です。
まず、以下の非霊的要因を確認しましょう。
- 生活習慣:不規則な睡眠・寝る前のスマホ・ストレス
- 医学的:ナルコレプシー・睡眠時無呼吸症候群
これらを確認しても説明がつかない場合、次のようなケースは霊的な影響(地縛霊や浮遊霊など)の可能性を考慮します。
- 金縛り中に明確な「重み」や「誰かの声・息遣い」を感じる
- 同じ悪夢が繰り返され、特定の場所や人物が登場する
- 寝室に入ると動悸が激しくなる
【人間関係】生霊・念の症状と、非霊的要因の見分け方
人間関係のトラブルは心理的要因が大半ですが、相談の中には特定の人からの強い執着、いわゆる「生霊(いきりょう)」の影響が疑われるケースもあります。
- 特定の相手から異常な執着や敵意を向けられている
- その人のことを考えると、胸が締め付けられるように苦しい
- 相手の体調不良や感情が、自分にリンクして伝わってくる感覚がある
とはいえ、まずは「相手との距離を置く」「ストレスケア」といった現実的な対処を優先し、それでも不可解な現象が続く場合に限り、霊的要因の検討を行います。
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【恋愛・夫婦・家族】関係悪化・急変と生霊(念)の切り分け方
「夫が急に冷たくなった」「恋人との喧嘩が絶えない」という悩みには、相手の心理だけでなく、第三者からの「念(生霊)」や家の空気が関わっている場合があります。
ただし、ここでもまずは現実的な対話が優先です。
- 非霊的要因:コミュニケーション不足・仕事のストレス・ホルモンバランスの変化・マンネリ化
これらに心当たりがなく、次のような「急変」が見られる場合は、嫉妬や執着といった“念”の影響を疑うことがあります。
- 家庭内や二人の間の空気が、ある時期を境に急に重く、トゲトゲしくなった
- 特定の人物(元パートナーやライバル)を話題にすると、部屋の空気が変わる
- 相手の目つきや性格が、別人のように変わってしまった
まずは現実的な関係改善と心理ケアを試みてください。どうしても説明がつかない違和感が残る場合のみ、霊的な対処を視野に入れます。
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【子ども】夜泣き・情緒の乱れ・不登校と霊的要因の“安全な考え方”
お子様の夜泣き、癇癪(かんしゃく)、不登校などは、親御さんにとってもっとも心配な事柄です。しかし、この領域こそ「霊的要因と決めつけること」が最も危険です。
子どもの不調は、その大半が以下の要因に起因します。
- 環境・発達:学校でのストレス・睡眠不足・発達特性(ASD/ADHDなど)・生活リズム
- 医学的:成長痛・ホルモンバランス・起立性調節障害
妙瀧寺では、お子様の相談に関しては「まず小児科・スクールカウンセラー・専門機関との連携」を強く推奨しています。
その上で、親御さんが「家の特定の場所だけ怖がる」「誰もいないのに何かと話している」といった様子に不安を感じる場合に限り、環境の浄化(お祓い)という形で心の安心をサポートすることがあります。
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霊障“セルフチェック&診断”|医学・心理との安全な見分け方
「これは霊障なのか?」「病気なのか?」「ストレスなのか?」——多くの方が最初に迷うポイントです。
【監修者情報】
この記事は、日蓮宗 妙瀧寺 住職 水野 行清(みずの ぎょうせい) 氏の長年の相談経験と専門知識に基づき作成・監修されています。読者の安全を最優先し、医学的アプローチを強く推奨しています。
結論として、医学的な異常が疑われる場合は、必ず医療機関を優先してください。霊的要因と医学的要因には似ている部分も多く、見極めを誤ると重大な症状を見逃す可能性があります。
受診すべき危険症状(医学的ケアの優先)
次のような症状は、霊的な影響を考える前に、緊急の医学的なケアが必要です。
- 突然の激しい頭痛(くも膜下出血などの恐れ)・吐き気
- 手足のしびれ・脱力・呂律が回らない
- 胸の圧迫感・動悸・不整脈
- 急に視界がぼやける・倒れそうになる
- 息苦しさ・過呼吸
- 数字・時間・場所の認識が急に曖昧になる(見当識障害)
- 意識が朦朧とする、あるいは失神
これらはいずれも緊急性のある可能性があるため、霊を原因と考える前に受診が最優先です。
この記事は霊的な観点も扱いますが、「医学>霊的」の順で考えることを強く推奨しています。
【緊急時の公的機関・医療相談窓口】
ご自身の生命に関わる緊急性が疑われる場合、または相談先が不明な場合は、以下の公的機関にご連絡ください。
* 救急車要請: 119
* こころの健康相談ダイヤル(厚生労働省)
* 消費者庁(悪質な霊感商法に関する相談)
心理的・精神的な不調
強いストレスや心理的な要因も、体調不良や異様な感覚を引き起こします。これらは霊障と混同しやすいですが、専門的な心理ケアや精神医学的なアプローチが有効です。
- 日常生活に支障が出る強い不安感や恐怖感(パニック障害の可能性)
- 理由のない強い悲しみや意欲の低下が長期間続く(うつ病の可能性)
- 集中力や判断力の著しい低下
- 幻覚や幻聴のように感じられるが、意識がはっきりしている状態
- 他人との交流や社会生活から急激に引きこもる
これらの症状が見られる場合は、心療内科や精神科、または公認心理師などの専門家のサポートを検討してください。心が原因で体調が悪化しているケースは非常に多いです。
※うつ病・統合失調症など、医学的な症状と混同されやすいケースは、必ず医療機関での診断が優先されます。
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霊的エネルギーの可能性があるサインと定義
霊的影響とは、医学・心理・環境の観点を踏まえても説明が難しく、かつその影響が「特定のエネルギー的な法則性」をもって現れる状態を指します。
次のような傾向が見られると、霊的影響の“可能性”が検討されます。
- 場所の限定性:特定の部屋・場所だけ空気の重さや冷たさを感じる
- 現象の反復性:ラップ音(パチパチ音)や、誰もいないのに足音が聞こえる現象が繰り返される
- 情報の共有:家族など複数人が同じ場所で「黒い影」や「視線」を感じる
- タイミング:その家に住み始めてから、あるいは特定の中古品を入手してから急に不運が続く
これらはあくまで“参考となるサイン”であって、霊障の断定材料ではありません。しかし、住職が長年の相談の中で見てきた共通点でもあります。
重要なのは、複数のサインが長期間続き、医学的治療や生活環境の改善では変化しないという点です。
自分でできる浄化方法
霊的要因が疑われる場合でも、いきなり専門家に依頼する必要はありません。まずは、自分の生活に取り入れられる安全な浄化を試してみることができます。
ここで紹介する方法は、どれも医学や科学と矛盾しない・心身の負担がない・日常的に取り入れられるものだけに限定しています。
塩(盛り塩・塩風呂)
塩は古くから浄化に使われ、現代でも“場を整える象徴”として活用されています。科学的にはミネラルによるリラックス効果も期待できます。
- 玄関に少量の盛り塩を置く(粗塩や天然塩推奨)
- 新しい塩で身体を軽く清める(風呂での塩風呂など、肌に合う範囲で)
- 気になる場所に少量置き、湿気を吸う前に1〜2日で処分する
ただし、盛り塩は置きっぱなしにすると湿気や悪い気を吸って逆効果になるため、必ず定期的に交換してください。
掃除・断捨離
掃除は「霊的対処」と心理学的な効果がどちらも期待できる、もっとも現実的な浄化方法です。
- 不要な物を捨てる(停滞したエネルギーを動かし、心理的な閉塞感を解消する)
- 床・壁・棚の拭き掃除を丁寧に行う
- 玄関と水回り(トイレ、風呂、キッチン)を重点的に整える
散らかった空間は、心理的ストレスと“エネルギーの停滞”を同時に引き起こします。「掃除をしただけで肩の重さが取れた」という相談は実際に多くあります。
換気・日光
換気は、霊的にも科学的にも非常に重要です。新鮮な空気は空間のエネルギーを刷新します。
空気の流れが滞ると、湿度・カビ・におい・二酸化炭素濃度が増し、心理的負荷とともに霊的な“重さ(淀み)”を感じやすくなります。
- 朝と夜に5〜10分、窓を開けて空気を入れ替える
- カーテンを開け、日光(陽の気)を取り入れる
- サーキュレーターで空気を循環させる
「換気しただけで部屋の雰囲気が変わった」という声は非常に多く、霊的に不安を抱える方の初期対策として最適です。
除霊はどこでできる?
神社でできること
神社では主に「祓い(はらい)」「清め」の儀式が行われており、心身や空間を整えることを目的としています。霊的な不調に限らず、運気の切り替え、厄払いや安全祈願など、多くの方が利用します。
- 厄祓い・清めの儀式
- 家内安全・交通安全などの祈願
- 土地や建物の清め(神主による出張祓い)
ただし、個別の霊的相談(憑き物落としなど)に深く入り込むケースは神社によって異なるため、事前に確認が必要です。
寺院でできること
寺院では、供養・相談・浄霊・お祓いなど、悩みに寄り添った対応が行われるケースが多く見られます。宗派や寺院の方針によって内容は異なりますが、落ち着いて話を聞いてもらえる環境が整っています。
- 先祖供養・水子供養
- 因縁や家系の悩み相談(心理的ケアを含む場合も)
- 浄霊・お祓い・加持祈祷(※寺院による)
- 心の整理や生活改善のアドバイス
特に原因不明の体調不良や、「狐憑き」「生霊」といった深い悩みには、寺院での相談を選ぶ方が多く、実際の相談実績も豊富です。
霊能者(メリット・注意点)
霊能者に相談する選択肢もありますが、個人差が非常に大きいため、慎重さが求められます。「当たる・当たらない」という評判に左右されず、情報の透明性をよく確認することが重要です。
メリットとしては、個別の霊的相談に深く対応してくれる点、遠隔対応が可能な点などが挙げられます。
- 対面・オンライン相談が可能
- 悩みに応じた柔軟な対応
- 個別鑑定・除霊などを行う場合もある
ただし、「不安を煽る表現」「高額な追加料金」「脅し文句」などがある場合は注意が必要です。
▼ 本物の霊能者の見極め方はこちら

危険な霊能者の特徴
霊的な悩みは相談しやすい反面、中には不安を煽る手口も存在します。以下のような特徴が見られる場合は、慎重に距離を置くほうが安全です。
- 「すぐに除霊しないと不幸になる・死ぬ」と脅す
- 数十万円〜数百万円の高額なグッズや追加料金を請求する
- 相談者の弱みを強調し、依存させようとする
- 専門家の助言(医療・福祉)を全否定する
- 契約を急がせる
霊的な問題は、冷静に対処することが何より大切です。信頼できる相談先かどうか、必ず確認しましょう。
口コミの見方
口コミは判断材料になりますが、霊的な分野は主観も大きく影響します。次のポイントを押さえることで、より現実的に評価できます。
- 極端に良い・悪い口コミは参考程度に
- 具体的な体験内容(相談の雰囲気や料金の明瞭さ)が書かれているか
- 実在性のある声(写真・詳しい内容)が多いか
「信頼できる情報か?」を冷静に判断することが重要です。
全国の相談先|人口TOP15
ブロック①(人口TOP1〜5)
ブロック②(人口6〜10)
ブロック③(指定・人口11〜15)
住職が対応してきたケース
多かった相談パターン
- 家の中でだけ不調が出る
家のエネルギー・湿度・ストレスなど複数要因の切り分けを行うケース。「ラップ音」や「異臭」がきっかけとなることが多いです。 - 身近な人との関係が急に悪化した
「生霊」を心配される方が多いですが、人間関係のストレスと霊的要因が混同されやすく、丁寧なヒアリングが必要です。 - 悪夢・睡眠トラブルが続く
金縛りや不眠。生活リズム・メンタルケアと併せて、心を落ち着ける方法を提案するケース。 - 引っ越し後の不調
環境ストレスと“場所のエネルギー(地縛霊などの懸念)”が重なったと感じる相談。 - 原因不明の不運の連続
生活習慣の改善・心の整理・浄化を組み合わせてサポート。
対応時に重視していること
- 医学的ケアを最優先
受診が必要な場合は必ず医療機関の利用をすすめる。 - 不安を煽らない
恐怖を与えるような言葉・脅す表現は一切使用しない。 - 相談者の生活・心理・環境を丁寧に聞く
霊的以外の原因を慎重に排除したうえで判断する。 - その人に合った現実的な対処法を提案
掃除・換気・睡眠・生活改善といった実効性の高いアプローチを重視。 - 霊的な要因は「可能性」として扱う
断定せず、相談者の感覚と事実関係を大切にする。
長年、多くの悩みを聞いてきた中でわかるのは、「霊かもしれない」という不安は、放置するほど強くなるということです。誰かに話すだけでも心が軽くなる場合があります。
この記事が、原因の切り分けや相談先選びの手がかりになれば幸いです。
相談前のよくある質問(FAQ)
霊的な悩みは、人には言いにくく、一人で抱え込んでしまう方が非常に多くいます。ここでは、実際の相談の中でよく寄せられた質問をまとめました。どれも安心につながる視点を大切にし、医学・心理・生活環境を尊重したうえで回答しています。
Q1. 霊感がない人でも霊障は起こるのでしょうか?
はい、相談者様の多くは「自分には霊感がない」と仰います。霊感の有無に関わらず、住環境や心身のバランスが崩れた時に、違和感や不調(耳鳴りや肩の重さなど)を感じるケースはあると考えられます。
Q2. パワースポットに行けば解決しますか?
パワースポットはエネルギーをチャージする場所であり、根本的な浄化や除霊の場所ではありません。体調が悪い時に強いエネルギーの場所にいくと、かえって「気あたり」を起こし、疲れや頭痛が悪化することもあるため注意が必要です。
Q3. 除霊の費用相場はどれくらいですか?
専門家や宗派によって大きく異なりますが、高額な費用を請求された場合は、一旦立ち止まりましょう。法外な金額を要求する業者には注意し、公的機関の相談窓口を利用してください。
Q4. 遠方でも相談できますか?
はい、可能です。多くの寺院や専門家では、電話・オンライン・メールなど、直接訪れなくても相談できる方法を用意しています。
特に霊的な不調は、「まず話を聞いてもらえる環境」が安心につながるため、遠方であっても気軽に相談できる窓口があると心強いと感じる方が多いようです。
Q5. 危険はありませんか?
霊的な相談そのものに危険があるわけではありません。ただし、どの相談先でも次のようなポイントを確認することが大切です。
- 不安を必要以上に煽らないか
- 高額な料金を要求しないか
- 医学的ケアを否定しないか
- 追加料金や契約を急がせないか
この記事で解説しているように、信頼できる相談先は「相談者の安全と安心」を第一に考えています。
Q6. 家族でも相談して大丈夫ですか?
もちろん可能です。霊的な悩みは本人がうまく説明できないケースや、家族全体に影響があると感じるケースもあります。
悩みを共有することで、ご家族にとっても安心材料になり、原因の切り分けがスムーズに進む場合があります。
Q7. お祓いを受ければ必ず良くなりますか?(断定禁止)
お祓いや浄霊の効果は、人によって体感も経過も異なるため、断定することはできません。
この記事では、安全性を最優先に、次のような立場をとっています。
- 霊的対処は「生活や心を整えるきっかけ」となることがある
- 医学・心理・生活環境の改善と併行することが大切
- 相談者の心の負担が軽くなることで、結果的に前向きになる場合がある
「絶対に良くなる」という表現は不適切であるため避け、現実的で丁寧なサポートを大切にしています。
まとめ|悩んでいるなら“まず相談を”
原因のわからない体調不良や不運、人間関係のトラブル、家の中だけで起こる異変——。
それらが積み重なって、「もしかして霊かもしれない」と感じる瞬間は、誰にでも起こり得ます。
しかし、焦ったり恐れたりする必要はありません。この記事で何度もお伝えしたように、悩みの原因は医学・心理・生活環境など、複数の要因が絡み合って生じることが多いからです。
だからこそ、“一人で抱え込まないこと”が大切です。
霊的な不安は、話すだけでも軽くなることがあります。相談することで、原因の切り分けが進み、自分にとって何が必要なのかが自然と見えてくるケースも多くあります。
この記事では、霊的な要因だけに偏らず、医学・心理・生活環境を含めた総合的な視点で「安全な判断方法」をお伝えしました。
もし今、
- 家の中だけ体の具合が悪い(異臭や音を含む)
- 不運や身体の痛み(肩の重さ・耳鳴り)が続いてつらい
- 悪夢や気配が気になる
- どこに相談すればいいかわからない
と感じているなら、迷う必要はありません。
原因を“霊だけ”に限定せず、冷静に切り分けながら、安心できる場所に相談してみてください。専門家に話すことで、心の負担が軽くなり、前向きな状態を取り戻すきっかけになる場合もあります。
あなたが安心して日々を過ごせるよう、この記事がお役に立てば幸いです。
※この記事は、医学的ケアを最優先とし、不安を煽らず、安全性を重視した構成になっています。相談先に迷っている場合は、地域別ガイドも合わせて参考にしてください。
水野 行清(みずの ぎょうせい)
プロフィール

水野 行清(みずの ぎょうせい)
1976年生まれ
出身地:大阪府豊能郡
2012年 日蓮宗教師資格取得
2013年 松籟山妙瀧寺 第四代住職に就任
3人兄弟の末っ子。
父は「3時のあなた」など多数のテレビ番組に出演していた有名な祈祷師。


