霊が見える人について、専門家の住職が解説

水野行清

霊が見える人、いわゆる「霊視能力を持つ人」は、霊的な存在やエネルギーを視覚的に感じ取ることができる特別な感覚を持つ人々です。

この能力は、一般的な五感を超えた「第六感」や「超感覚」とされており、霊的なエネルギーや霊の姿がはっきりと見える場合や、朧げに感じ取る場合など、個々の能力によって異なります。

ここでは、霊が見える人の特徴、能力の種類、見える霊の種類、そして霊視の訓練や注意点について詳しく説明します。

目次

霊が見える人の特徴

霊が見える人は、一般的に他の人よりも霊的な感受性が高いとされています。

彼らには以下のような特徴があります。

霊的な感受性が強い

霊が見える人は、一般の人が感じ取れない霊的なエネルギーに敏感で、その場にいる霊の存在や雰囲気を強く感じ取ることができます。

感受性が高いことから、霊的なエネルギーを視覚的にキャッチする能力が備わっていると考えられます。

幼少期からの経験

霊が見える人の多くは、幼少期から霊的な存在を目にしたり、何か特別な体験をしたことがあると報告しています。

子供の頃に「見えない友達」と遊ぶ、不可解な存在を目撃するといった経験が、成長するにつれて霊的な感受性として発展することがよくあります。

感情や体調に影響を受けやすい

霊が見える人は、感情の変化や体調の変化に敏感で、特に霊的なエネルギーが強い場所では気分が悪くなったり、異常な疲労感を覚えることがあります。

また、特定の場所に行くと重い雰囲気を感じたり、霊的な影響を受けやすくなることがあります。

直感力が鋭い

霊が見える人は、直感や洞察力が鋭く、他者の感情や雰囲気を敏感に察知できることがあります。

霊視能力はこうした直感の延長線上にあることが多く、視覚的な情報に加えて、霊の意図や感情も感じ取ることができることがよくあります。

霊視の能力の種類

霊が見える人の能力には、さまざまな形があります。視覚的な霊視だけでなく、他の感覚を通じて霊を感じ取ることもあります。

以下に、霊視の代表的な能力の種類を挙げます。

視覚的霊視(霊を見る)

最も一般的な霊視能力は、霊の姿や影を目で見ることができる能力です。

霊が見える人は、故人の霊や守護霊、さらには幽霊のような形で現れる霊をはっきりと視覚的に捉えることができます。

これらの霊は、人の姿をしたものや、光やオーラの形で見えることが多いです。

感覚的霊視(霊を感じ取る)

霊が見えなくても、霊の存在を感覚的に察知する能力もあります。

これは、霊が近くにいると温度が変わる、鳥肌が立つ、誰かに見られている感覚がする、といった形で現れます。

霊的なエネルギーを身体で感じ取ることができるタイプの霊視です。

聴覚的霊視(霊の声を聞く)

霊が話す声や音を聞くことができる能力も存在します。

霊視能力者の中には、霊が発する音やメッセージを聴覚を通じて受け取る人がいます。

これを「霊聴」と呼び、亡くなった人からのメッセージを聞いたり、霊的な警告を受け取ることができるとされています。

触覚的霊視(霊に触れられる感覚)

霊的な存在が近くにいると、霊が触れたような感覚を感じることもあります。

これは、肩を軽く叩かれた、風が吹いたような感覚がある、といった形で現れ、霊のエネルギーに物理的に反応することができる能力です。

霊的ビジョンを見る(透視や予知能力)

霊視能力者の中には、霊的なビジョンや象徴的な映像を見ることができる人もいます。

これらの映像は、過去の出来事や未来の予知として現れ、霊からのメッセージとして伝えられることがあります。

このタイプの霊視は、霊からの強力なメッセージを受け取る手段とされています。

見える霊の種類

霊が見える人は、さまざまな種類の霊を見ることができます。

霊の種類によって、見え方や感じ方が異なることがあります。

故人の霊

亡くなった家族や友人の霊は、しばしば霊視能力者に現れ、残された人々にメッセージを伝えようとします。

これらの霊は、家族への感謝や未解決の問題について伝えようとすることが多いです。

守護霊や指導霊

守護霊や指導霊は、個人を保護し、導く霊的存在です。

霊視能力者には、これらの霊が光やオーラの形で見えることが多く、相談者の人生に対して重要なメッセージを伝えることがあります。

浮遊霊や迷える霊

浮遊霊や迷える霊は、この世に未練を残して成仏できない霊的存在です。

彼らは特定の場所にとどまり続けることが多く、霊視能力者には人の姿や影として現れることがあります。

これらの霊は、自分の未解決の問題や悲しみを解消してもらうために助けを求めることが多いです。

高次の霊的存在(天使や神霊)

高次の霊的存在は、天使や神霊と呼ばれる存在で、霊視能力者には光り輝く形や強いエネルギーを放つ姿で現れることがあります。

これらの存在は、強力なメッセージや祝福を伝える役割を果たします。

霊視の訓練と注意点

霊視能力は、先天的なものとされることが多いですが、後天的に開花することもあります。

霊的な感受性を高めるために訓練を行うことができますが、慎重なアプローチが必要です。

瞑想とエネルギーの調整

霊視能力を高めるためには、日常的に瞑想を行い、自分のエネルギーを整えることが重要です。

瞑想を通じて心を静め、霊的な感覚を研ぎ澄ますことで、霊的な存在を感じ取りやすくなります。

守護とプロテクションの確立

霊視を行う際には、自己を守るためのプロテクションをしっかりと確立することが必要です。

霊的な存在にはさまざまな種類があるため、ネガティブなエネルギーから自分を守るために、守護霊や高次の存在に助けを求める祈りや儀式を行うことが推奨されます。

特に霊視の訓練を行う際には、守護とプロテクションをしっかりと確立することで、不要な霊的エネルギーから自分を守り、ポジティブなエネルギーとつながることができます。

エネルギーの浄化

霊視の練習や霊的な活動を行った後は、必ずエネルギーの浄化を行うことが大切です。

ホワイトセージや塩、お香などを使用して、自分自身や自宅を浄化することで、霊的なエネルギーをクリアに保つことができます。

浄化は、霊的な影響を最小限に抑え、心身の健康を保つために重要です。

霊視の訓練をサポートする道具

霊視を訓練するための道具を使用することも効果的です。

例えば、クリスタルボールやタロットカード、ペンデュラムなど、スピリチュアルツールを使って、霊的な感覚を高めることができます。

これらの道具を使うことで、直感や霊視能力がさらに発展することが期待されます。

霊視の限界を理解する

霊視能力を訓練する際には、すべての霊が見えるわけではなく、霊的な存在とのつながりが不安定な場合もあることを理解しておくことが大切です。

霊視は、常に明確な形で霊が現れるわけではなく、朧げにしか感じ取れない場合や、全く感じられないこともあります。

そのため、焦らずに自分のペースで霊的な感受性を高めていくことが重要です。

霊が見える人の注意点

霊視能力を持つ人は、特定の状況や環境下で霊的な影響を受けやすいため、以下の点に注意することが推奨されます。

過度な霊的探求を避ける

霊視能力が強いと、つい霊的な現象やメッセージに集中しすぎてしまうことがあります。

しかし、過度に霊的な探求を行うことは、心身に負担をかけ、ネガティブな影響を引き寄せる原因にもなります。

日常生活とのバランスを大切にし、霊的な活動は適度に行うよう心がけることが重要です。

感情や体調の変化に敏感になる

霊が見える人は、霊的なエネルギーに敏感であるため、自分の感情や体調の変化を注意深く観察することが重要です。

霊的な影響を受けている場合、不安感や体調不良、異常な疲労感が現れることがあります。

このような場合は、すぐに浄化を行い、心身のバランスを取り戻すよう努めましょう。

霊的なサポートを求める

霊視能力を持つ人は、時にはその能力が重荷に感じられることがあります。

特にネガティブな霊や強いエネルギーに影響されていると感じた場合は、霊媒師やスピリチュアルカウンセラーなど、信頼できる専門家のサポートを受けることが推奨されます。

自分一人で抱え込まず、霊的なサポートを積極的に求めましょう。

日常生活でのプロテクション

霊的な活動を行っていない日常生活でも、常に自己のエネルギーを守るためのプロテクションを行うことが大切です。

瞑想や祈り、浄化を日常的に行い、自分自身のエネルギーフィールドを強化することで、霊的な影響を最小限に抑えることができます。

また、お守りや護符を持ち歩くことも、日常的な霊的プロテクションに効果的です。

結論

霊が見える人は、他の人には感じ取れない霊的な存在やエネルギーを視覚的に、あるいは感覚的に捉える特別な能力を持っています。

彼らは霊視を通じて、故人のメッセージや守護霊の導きを受け取ることができますが、この能力を安全に発展させるためには、適切な浄化やプロテクションを行い、心身のバランスを保つことが不可欠です。

霊視の能力は、慎重に訓練し、焦らず自分のペースで成長させることが重要です。

霊が見えることは、スピリチュアルな成長の一環であり、適切に扱うことで、自分自身や周囲の人々に対して多くの助けとなる可能性を秘めています。

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