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怨念・恨み・祟り・因縁とは何か?違い・原因・症状・見分け方・対処法を妙瀧寺住職が解説

水野行清

※重要なお知らせ(必ずお読みください)
本記事は、怨念・恨み・祟り・因縁といった言葉に不安を感じている方が、状況を冷静に整理するための情報提供を目的としています。
医学的な診断や治療を否定するものではなく、心身の不調がある場合は医療機関での相談を最優先してください。恐怖を煽ったり、特定の考え方を信じ込ませたりする内容ではありませんので、安心してお読みください。

最近、悪いことが続いている気がする

理由は分からないが、何か良くないものの影響を受けているのではないか」――

そのような不安を感じたとき、多くの方が思い浮かべる言葉が「怨念」「恨み」「祟り」「因縁」です。

もし、具体的な違和感(気配や影、匂いなど)を感じていて不安な方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

まずは状況を客観的に確認することが、安心への第一歩です。

あわせて読みたい:霊が近くにいるサイン
あわせて読みたい:黒い影が見えるスピリチュアル
あわせて読みたい:霊がいる時の匂い

これらの言葉は、昔から日本文化の中で語られてきた一方で、意味が曖昧なまま使われることも多く、正体が分からない不安を増幅させやすい側面があります。

しかし実際には、怨念・恨み・祟り・因縁はすべて同じものではありません
混同したまま考えてしまうことで、「本来は整理できる悩み」まで必要以上に重く感じてしまうケースも少なくないのです。

この記事では、怨念・恨み・祟り・因縁について、

  • それぞれの意味と違い
  • なぜそう感じてしまうのかという原因の考え方
  • よくある症状・影響の整理
  • 本当に注意すべきケースと見分け方
  • 恐れすぎず、依存しないための正しい対処法

を、断定を避けながら、専門的かつ現実的な視点で丁寧に解説していきます。

目次

結論:多くの不安は「恐れる前に整理すること」で軽くなる

最初に結論をお伝えします。
怨念・祟り・因縁という言葉に触れて強い不安を感じている場合でも、多くのケースでは、正しく整理することで心の重さは大きく軽減します。

なぜなら、人は「正体が分からないもの」に対して、最も強い恐れを抱くからです。
意味や仕組みが曖昧なまま情報を断片的に集めると、不安だけが膨らみ、冷静な判断が難しくなってしまいます。

一方で、

  • 言葉の意味を正確に知る
  • 現実的な原因と切り分けて考える
  • 「可能性の一つ」として扱う

という整理ができると、必要以上に恐れる必要がないことに気づく方がほとんどです。

本記事は、「怨念や因縁があるかどうかを断定する」ためのものではありません。
不安の正体を言葉と知識で整理し、現実的な判断を取り戻すことを目的としています。

それではまず、混同されがちな怨念・恨み・祟り・因縁とは何なのかを、ひとつずつ整理していきましょう。

怨念・恨み・祟り・因縁とは何か【定義と本質】

怨念・恨み・祟り・因縁の違いについて静かに向き合う寺院の風景

怨念とは何か

怨念(おんねん)とは、強い怒り・悲しみ・無念さといった感情が、心の中に長く残り続けている状態を指す言葉です。
本来は、人の感情そのものを表す概念であり、必ずしも「怖い存在」や「超常現象」を意味するものではありません。

なお、実際に当寺へご相談に来られる方の中には、「因縁かもしれない」と不安を抱えていたものの、丁寧にお話を伺うと、職場環境のストレスや睡眠不足など現実的な負荷が重なっていた――というケースも少なくありません(※個人が特定されない範囲での一般的な傾向です)。
だからこそ本記事では、結論を急がず「言葉の意味」と「現実の要因」を切り分けて整理できるように構成しています。

たとえば、

  • 理不尽な扱いを受けたまま気持ちの整理がつかない
  • 強い後悔や悔しさを長年抱えている
  • 納得できない別れや喪失体験がある

このような感情が解消されずに残ることを、古くから「怨念が残る」と表現してきました。

重要なのは、怨念は誰にでも生まれうる感情の延長線上にあるという点です。
必ずしも他人に害を及ぼしたり、何か不思議な現象を引き起こしたりするものではありません。

しかし、言葉だけが独り歩きすると、「怨念=危険なもの」「怨念=取り憑くもの」というイメージが先行し、必要以上の恐怖につながってしまうことがあります。


恨みとは何か

恨みとは、誰かに対して抱く怒りや悲しみ、不公平感などの感情そのものを指します。
怨念と混同されがちですが、恨みは生きている人の感情として、日常的に起こるものです。

恨みが生じる背景には、

  • 裏切られたと感じた経験
  • 努力が正当に評価されなかった体験
  • 一方的に傷つけられたという思い

など、現実的な出来事が必ず存在します。

よく「人を恨むと自分に返ってくる」と言われることがありますが、これは感情を抱いた瞬間に罰が当たるという意味ではありません。
長期間、強い恨みを抱え続けることで、思考が偏り、心身のバランスを崩しやすくなるという心理的・現実的な影響を指していると考える方が自然です。

もし、他者からの強い念や、自分自身の感情の整理でお悩みの方は、以下の記事も参考にしてください。
▶︎生き霊 お祓い 自分で

恨みは「消してはいけない感情」でも「危険な感情」でもありません。
ただし、整理されないまま長く残ると、後述する因縁や怨念と結び付けて考えられやすくなる点には注意が必要です。


祟りとは何か

祟りや因縁といった目に見えない力と向き合う祈りの場

祟り(たたり)とは、主に日本の信仰文化の中で語られてきた概念で、
「敬うべき存在や、粗末に扱ってはいけないものに対して、不敬な行為をした結果、災いが起こる」と考えられてきました。

祟りは、怨念や恨みとは異なり、個人の感情そのものというよりも、

  • 神社や神仏との関係
  • 信仰・畏敬の念
  • 社会的・文化的な戒め

といった文脈で語られることが多い言葉です。

また、古くから動物霊などが憑いて不調をきたすという言い伝えもありますが、これらも現代では「精神的な不安定さ」や「環境の変化」として説明できる部分が多くあります。気になる方は以下の記事も参照してください。

あわせて読みたい:動物霊がついてる人特徴

現代において「何か悪いことが起きた=すぐに祟りだ」と結び付けるのは、冷静さを欠いた判断になりやすいと言えます。
祟りという考え方は、本来、自然や他者への敬意を忘れないための教訓的な側面が強く、恐怖を与えるための概念ではありません。


因縁とは何か

因縁(いんねん)とは、「原因(因)」と「結果(縁)」が結び付いて生じる関係性を表す言葉です。
仏教的な背景を持つ言葉であり、本来は良い意味・中立的な意味も含んでいます。

しかし現代では、

  • 家系の因縁
  • 悪因縁
  • 因縁がある人間関係

といった形で、主に「うまくいかない原因」として使われることが多くなっています。

因縁という言葉が不安を呼びやすい理由は、自分ではどうにもできない過去や他者と結び付けて考えやすいからです。
とくに、家族関係や繰り返されるトラブルがある場合、「家系の因縁ではないか」と感じる方も少なくありません。

あわせて読みたい:長男が立たない家系の因縁

あわせて読みたい:精神病は家系因縁に原因がある?

特に「長女だから」「水子がいるから」といった理由で悩まれる方も多いですが、これらについても冷静な整理が必要です。
詳細な解説は以下の記事で行っています。

あわせて読みたい:家系因縁長女
あわせて読みたい:水子がついてる特徴

ただし、因縁をすべて超常的な原因として捉える必要はありません
生活環境・価値観・行動パターンといった現実的な要因が、結果として似た問題を繰り返しているケースも多く存在します。


混同されやすい言葉との違い

ここまで解説した内容を踏まえると、怨念・恨み・祟り・因縁は、似ているようで本質的に異なる概念であることが分かります。

言葉 本質 注意点
怨念 強い感情が残った状態 感情の問題として整理可能
恨み 生きている人の感情 抱え続けると心身に影響
祟り 信仰・文化的な概念 現代では過度な結び付けに注意
因縁 原因と結果のつながり 現実的要因との切り分けが重要

これらを同一視してしまうと、不安が不安を呼び、「何が問題なのか分からない状態」に陥りやすくなります。

次の章では、こうした概念がなぜ自分の問題として感じられるのか、その原因や発生の考え方を整理していきます。

なぜ起こるのか【原因と発生メカニズム】

怨念や因縁がなぜ生じるのか、その原因と心のメカニズム

怨念・恨み・祟り・因縁という言葉が、自分自身の問題として強く意識されるようになる背景には、いくつかの共通した要因があります。
ここでは、恐怖や思い込みに引きずられないために、「なぜそう感じるのか」という仕組みを整理していきます。

感情が「残る」仕組み

人は、強い感情体験ほど記憶に残りやすいという性質を持っています。
とくに、

  • 強い怒り
  • 深い悲しみ
  • 理不尽さや無力感

といった感情は、心の中で整理されないまま長期間残ることがあります。

この状態が続くと、「過去の出来事」と「現在の出来事」が結び付けられやすくなり、
本来は別々の問題であるはずの出来事を、一つの流れとして捉えてしまうことが起こります。

その結果、「あの時の出来事が原因で、今も何かに影響されているのではないか」と感じ、
怨念や因縁という言葉で説明しようとする心理が生まれます。

「なぜこんなに悪いことばかり続くのか」と不安を感じている場合は、一度その連鎖を断ち切るための考え方を知ることも大切です。
以下の記事で、悪いことが続く背景とお祓いについて詳しく解説しています。

あわせて読みたい:悪い事が続く お祓い


人間関係・家族・家系の影響

因縁という言葉が使われやすい場面の一つが、人間関係や家族関係の問題です。

たとえば、

  • 親子・夫婦・兄弟間で似たトラブルが繰り返される
  • 代々同じような悩みを抱えていると感じる
  • 特定の人間関係だけがなぜかうまくいかない

こうした状況に直面すると、「家系の因縁」「先祖の因縁」という考え方が浮かびやすくなります。

しかし多くの場合、その背景には、

  • 家庭環境によって形成された価値観
  • 無意識に引き継がれている行動パターン
  • 対人関係の癖や思考の傾向

といった現実的・心理的な要因が存在しています。

これらを自覚せずにいると、「自分の努力ではどうにもならない原因がある」と感じやすくなり、
因縁という言葉で説明した方が納得しやすくなるのです。


先祖・前世・過去世という考え方の扱い方

スピリチュアルな文脈では、因縁の原因として先祖・前世・過去世が語られることがあります。
こうした考え方に救われる方がいる一方で、断定的に受け取ることには注意が必要です。

なぜなら、前世や過去世は検証ができない概念であり、
現実の問題解決を後回しにしてしまうリスクがあるからです。

「前世の因縁だから仕方がない」「先祖のせいだから自分では変えられない」と考えてしまうと、
本来向き合うべき生活習慣や人間関係の改善点が見えなくなってしまいます。

スピリチュアルな考え方は、あくまで補助的な視点として扱い、
現実的な要因の確認と切り分けを行うことが、冷静な判断につながります。


情報過多と不安の増幅

近年、インターネットや動画配信の普及により、怨念・祟り・因縁といった情報に誰でも簡単に触れられるようになりました。

その一方で、

  • 刺激的な体験談
  • 恐怖を強調した表現
  • 断定的なスピリチュアル解釈

が目につきやすく、不安を感じている状態では、そうした情報ばかりを集めてしまいがちです。

この状態が続くと、「自分にも当てはまるのではないか」という思いが強まり、
現実の偶然や一時的な不調まで、怨念や因縁の影響として結び付けてしまうことがあります。

次の章では、こうした原因を踏まえたうえで、実際にどのような症状や影響が現れやすいのかを整理していきます。

現れやすい症状・影響【現実との切り分け】

心身の不調や環境の変化がスピリチュアルな影響かどうかを見極める

怨念・恨み・祟り・因縁といった言葉が気になるとき、多くの方は「何かしらの症状や影響が出ているのではないか」と感じています。
ここでは、よく挙げられる変化を整理しつつ、現実的な要因との切り分け方を丁寧に解説します。

心身に現れやすいサイン

不安が強い状態では、心と体の変化が起こりやすくなります。
怨念や因縁を疑う方から、よく聞かれるのは次のような訴えです。

  • 理由のはっきりしない疲労感や倦怠感
  • 気分の落ち込み、不安感の増大
  • 眠りが浅い、夜中に目が覚める
  • 集中力の低下、やる気が出ない

これらは一見すると「霊的な影響」と結び付けられがちですが、
ストレス・生活リズムの乱れ・心理的負荷によっても、十分に起こり得る症状です。

重要なのは、症状そのものを否定することではなく、
原因を一つに決めつけない姿勢を持つことです。


環境・人間関係に現れやすい変化

因縁や祟りを感じやすい場面として、環境や人間関係の停滞が挙げられます。

  • 仕事でトラブルが重なる
  • 人間関係がぎくしゃくする
  • 恋愛や家庭の問題が続く

こうした状況が続くと、「偶然とは思えない」「何かに邪魔されているのでは」と感じるのは自然な反応です。

ただし、環境の変化や人間関係の問題は、

  • 価値観のズレ
  • コミュニケーション不足
  • 無理な働き方や役割の偏り

といった現実的な要因が積み重なって起こるケースも非常に多いものです。

怨念や因縁という言葉は、こうした複雑な状況を一つの原因で説明できる便利な枠組みとして使われやすい点を、意識しておくことが大切です。


偶然との見分け方

「悪いことが続く」と感じたとき、それが偶然なのか、何か別の要因があるのかを判断するのは簡単ではありません。
そこで、次のような視点が参考になります。

  • 期間はどれくらい続いているか
  • 具体的な出来事に共通点があるか
  • 自分の行動や環境に変化はなかったか

短期間に重なった出来事は、後から振り返ると「続いているように見える」だけの場合もあります。
一度立ち止まり、事実と感情を分けて整理することが重要です。


医療を優先すべきケース

次のような状態が見られる場合は、怨念や因縁を疑う前に、医療機関への相談を最優先してください。

  • 日常生活に支障が出るほどの不安や抑うつ
  • 強い不眠や食欲不振が続いている
  • 現実感が薄れる、考えがまとまらない

これらは心身の不調として、適切な支援が必要なサインです。
スピリチュアルな説明に頼ることで、必要なケアが遅れてしまうことは避けなければなりません。

次の章では、「本当に怨念や因縁を考えるべき状況なのか」を見極めるための、見分け方とセルフチェックを解説します。

本当に怨念・因縁なのか?【見分け方とセルフチェック】

「もしかして怨念や因縁の影響なのではないか」――そう感じたとき、
最も大切なのはすぐに結論を出さないことです。
ここでは、恐れや思い込みに引きずられず、状況を整理するための視点を紹介します。

疑う前に確認すべき現実的ポイント

怨念や因縁を疑う前に、まず次の点を冷静に振り返ってみてください。

  • 睡眠時間や生活リズムは乱れていないか
  • 強いストレスや環境の変化がなかったか
  • 悩みを一人で抱え込み過ぎていないか
  • 最近、ネガティブな情報ばかり見ていないか

これらに心当たりがある場合、不調の原因は現実的な負荷である可能性が高いと言えます。
怨念や因縁という言葉は、原因が分からない不安を説明するために使われやすい点を忘れないでください。

怨念・因縁を感じやすい心理状態

次のような心理状態にあると、怨念や祟り、因縁といった考え方に引き寄せられやすくなります。

  • 強い不安や恐怖を感じている
  • 「理由が分からない」状態が続いている
  • 誰にも相談できず孤立している
  • 自分を責める思考が強くなっている

このようなとき、人は一つの原因で全てを説明したくなる傾向があります。
因縁や怨念という言葉は、その不安を一時的に整理してくれる反面、思考を固定化してしまう危険性もあります。


簡易セルフチェック(断定しないための確認)

以下は、「怨念や因縁の可能性があるか」を判断するためのものではありません。
あくまで、今の自分の状態を客観的に把握するためのチェックです。

  • 最近の出来事を振り返り、事実と感情を分けて説明できるか
  • 「必ず」「絶対に」といった言葉を多用していないか
  • 一つの情報だけを信じ込み、他の可能性を排除していないか
  • 不安を煽る情報を繰り返し検索していないか

これらに多く当てはまる場合、必要なのは除霊や祈祷ではなく、情報との距離を取ることかもしれません。


注意が必要なサイン

次のような状態が続く場合は、怨念や因縁の有無を考えるよりも、専門的な支援を受けることが大切です。

  • 強い恐怖感が日常生活を妨げている
  • 現実と想像の区別がつきにくくなっている
  • 誰かに依存しなければ安心できない

このような場合、信頼できる医療機関や相談窓口に繋がることが、最も安全で確実な対処です。

次の章では、恐れや依存を生まないために、自分でできる整理と対処法を解説します。

自分でできる整理・対処法【依存させない】

自分の心と生活環境を整えることで不安を解消するイメージ

怨念・恨み・因縁といった言葉が頭から離れないとき、
「何か特別なことをしなければならない」と感じてしまう方は少なくありません。
しかし実際には、日常の中でできる整理だけでも、不安は大きく軽減します。

ここでは、特定の信仰や行為に依存せず、現実的かつ安全に実践できる対処法を紹介します。

まず整えるべき生活と心の状態

不安が強いときほど、原因を外側(怨念・祟り・因縁)に求めてしまいがちですが、
最初に見直すべきなのは自分自身の生活と心の余裕です。

  • 睡眠時間を確保できているか
  • 食事を抜いたり偏ったりしていないか
  • 一日の中で休める時間があるか
  • 悩みを誰かに話せているか

これらが崩れている状態では、不安や恐怖が増幅され、
些細な出来事でも「因縁のせいではないか」と感じやすくなります。

生活を整えることは地味に感じるかもしれませんが、
不安の土台を弱める最も確実な方法です。


塩・掃除・習慣の正しい位置づけ

「塩で清める」「部屋を掃除する」といった行為は、昔から不安を落ち着かせる方法として語られてきました。
ただし、これらは万能の浄化方法ではありません

重要なのは、これらを心理的リセットの手段として捉えることです。

  • 掃除をすることで、思考も整理されやすくなる
  • 塩を使う行為が「一区切り」の合図になる
  • 習慣化することで安心感が生まれる

家の中の空気が重いと感じる場合や、具体的な対処法を知っておきたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎家から霊を追い出す方法

一方で、「やらないと不幸になる」「効果が出ないのは因縁が強いから」と考え始めた場合は、
行為そのものが不安を増やす原因になってしまいます。


感情を溜め込まないための整理

怨念や恨みと結び付けて考えられやすい背景には、
感情を外に出せていない状態があることが少なくありません。

無理に前向きになる必要はありませんが、

  • 感じている不満や怒りを言葉にする
  • 紙に書き出して整理する
  • 信頼できる人に話す

といった行為は、感情が「溜まり続ける」状態を防ぐ助けになります。

感情を整理することで、「怨念が残っている」「因縁がある」という感覚が、
実は自分の中の整理不足だったと気づく方も多いのです。


やってはいけない対処法

不安が強いときほど、次のような行動には注意が必要です。

  • 不安を煽る情報を延々と検索する
  • 断定的なスピリチュアル情報だけを信じる
  • 「自分には重い因縁がある」と決めつける
  • 高額なサービスにすぐ頼ろうとする

これらは一時的な安心を与えることはあっても、
長期的には不安と依存を強めてしまう傾向があります。

次の章では、神社のお祓いや供養、除霊といった行為を、
どのように位置づけて考えるべきかを整理していきます。

お祓い・供養・除霊の正しい考え方【過度に期待しない】

お祓い・供養・除霊を受ける際の正しい心構えと神仏への向き合い方

怨念や因縁という言葉が気になり始めると、「お祓いを受けた方がいいのではないか」「除霊や供養が必要なのでは」と考える方も多いでしょう。
ここでは、神社のお祓い・供養・除霊を現実的かつ安全に捉えるための考え方を整理します。

神社のお祓いでできること・できないこと

神社で行われるお祓いは、本来、心身を清め、気持ちを整えるための儀式です。
不安や緊張が強い状態で受けることで、「一区切りついた」「前向きになれた」と感じる方も少なくありません。

一方で、お祓いは、

  • 人生の問題をすべて解決するもの
  • 原因不明の不調を必ず治すもの
  • 強い因縁や怨念を完全に消し去るもの

ではありません。
過度な期待を持つと、「効果がなかった=自分の因縁が重い」と考えてしまい、かえって不安が強まることがあります。


供養(先祖供養・水子供養)との違い

供養は、先祖や亡くなった存在を偲び、感謝や祈りの気持ちを向ける行為です。
先祖供養や水子供養が行われる背景には、心の整理や区切りをつけたいという思いがあります。

供養を行うことで、

  • 罪悪感や後悔が和らぐ
  • 心が落ち着く
  • 前向きに生きようという意識が生まれる

といった心理的な変化を感じる方もいます。

ただし、供養は「因縁を断ち切るために必ず必要な行為」ではありません
行わなければ不幸になる、という考え方には注意が必要です。


除霊という言葉の正しい理解

除霊という言葉は、非常に強い印象を与えますが、
現代では意味が曖昧なまま使われているケースも多く見られます。

「除霊をしなければ治らない」「除霊をしないと不幸が続く」といった断定的な説明は、
不安を煽り、依存を生みやすいため注意が必要です。

本来、相談を受ける側は、

  • 現実的な要因を否定しない
  • 医療や生活改善を妨げない
  • 本人の判断力を尊重する

姿勢を持つべきです。
「すべてを霊的な原因に結び付ける説明」は、慎重に距離を取る必要があります。

相談を考えるべきケースと注意点

一人で抱え込まず信頼できる専門家や医療機関に相談することの重要性

自分なりに整理や対処を行っても、不安が強く残る場合、誰かに相談すること自体は悪いことではありません。
ただし、相談先の選び方には明確な注意点があります。

一人で抱え込まない判断基準

次のような状態が続く場合は、誰かに相談することを検討してください。

  • 不安や恐怖が日常生活に影響している
  • 眠れない、集中できない状態が続いている
  • 自分だけでは整理が難しいと感じている

その際は、まず医療機関や公的な相談窓口を選択肢に含めることが重要です。


危険な相談先の特徴

次のような特徴が見られる場合は、注意が必要です。

  • 不安を強く煽る言動を繰り返す
  • 「あなたには重い因縁がある」と断定する
  • 高額な費用を当然のように要求する
  • 医療や家族への相談を否定する

安心できる相談とは、恐怖を与えるものではなく、冷静さを取り戻させてくれるものです。

次の章では、本記事の内容を整理し、不安に振り回されないための考え方をまとめます。

まとめ:恐れず、整理し、現実を取り戻す

ここまで、怨念・恨み・祟り・因縁という言葉について、意味・原因・症状・見分け方・対処法を整理してきました。
大切なのは、これらの言葉に振り回されないことです。

怨念や因縁という考え方は、古くから人の不安や苦しみを説明するために使われてきました。
しかし現代においては、言葉だけが先行し、不安を必要以上に大きくしてしまうケースも少なくありません。

本記事で繰り返しお伝えしてきたように、

  • まずは現実的な原因を確認する
  • 感情と事実を切り分けて考える
  • 断定的な情報から距離を取る
  • 一人で抱え込まない

この姿勢を持つだけでも、不安は確実に整理されていきます。

怨念・祟り・因縁という言葉は、「あなたが弱いから」「運が悪いから」生じるものではありません。
誰でも、不安なときにはそう感じてしまう可能性があるということを、どうか忘れないでください。

もし今、強い不安を感じているのであれば、
「何かに取り憑かれているのではないか」と結論づける前に、立ち止まって整理する時間を持つことが、最も安全で確実な第一歩です。

必要に応じて、信頼できる家族や専門家、医療機関に相談することは、決して逃げではありません
自分の人生を取り戻すための、前向きな行動です。

この記事が、怨念や因縁という言葉に縛られすぎず、
現実を冷静に見つめ直すための指針となれば幸いです。


なお、怨念・因縁・祟りといったテーマについては、
それぞれをより詳しく掘り下げた解説記事も用意しています。

  • 怨念とは何かをさらに詳しく知りたい方へ
  • 家系や人間関係の因縁について整理したい方へ
  • お祓いや供養について迷っている方へ

ご自身の状況に近いテーマから、無理のない範囲で読み進めてみてください。
不安を煽るのではなく、整理するための情報として活用していただければと思います。

水野 行清(みずの ぎょうせい)
プロフィール

過去のご相談者様からのお喜びの声(除霊の体験談)

➡︎ ご相談者様の声 | 妙瀧寺・水野行清(動画)

    水野 行清(みずの ぎょうせい)
       1976年生まれ
      出身地:大阪府豊能郡
     2012年 日蓮宗教師資格取得
   2013年 日蓮宗松籟山妙瀧寺 第四代住職に就任
父は「3時のあなた」など多数のテレビ番組に出演していた有名な祈祷師。代々受け継がれた霊視能力と確かな力で、全国からの相談に応じている。

大阪・京都・神戸・兵庫・関西・全国での
お祓い・除霊(浄霊)相談・霊視鑑定・霊障相談なら水野行清へ

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