生き霊を飛ばす人とはどんな人なのか。妙瀧寺住職が、生き霊を飛ばす人の特徴、無意識で飛ばす原因、本人に出る症状、末路、そして執着をやめる方法まで分かりやすく解説します。自分や周囲の「念」を整理し、平穏を取り戻すためのガイドです。
※本記事は、70年続く除霊・お祓いの専門寺院「妙瀧寺」四代目住職・水野行清が、これまでのご相談経験をもとに監修しています。なお、原因不明の体調不良、不眠、強い不安感が続く場合は、まず医療機関や専門機関への相談を優先してください。本記事は医療の代替を目的とするものではありません。
「もしかして、あの人は生き霊を飛ばしているのではないか」
「自分でも気づかないうちに、誰かに念を飛ばしてしまっていないだろうか」
こうした不安を抱え、「生き霊 飛ばす人 特徴」「生き霊 飛ばす人 末路」といった言葉で検索される方は少なくありません。生き霊とは、生きている人間の強い執着や怒り、あるいは深い悲しみが、無意識のうちに相手へ届いてしまう霊的現象を指します。
大切なのは、生き霊を飛ばす人の多くが「悪意を持って意図的に行っているわけではない」という点です。むしろ、自分自身の苦しみが溢れ出し、整理できないまま相手に向かってしまっているケースがほとんどなのです。
生き霊を飛ばす人とは?知っておきたい「念」の基本性質
生き霊とは、亡くなった方の魂ではなく、いま現在生きている方の「思念」がエネルギーとなって相手に干渉する現象です。スピリチュアルな視点では、人の思いは目に見えない波(波動)のように伝わると考えられています。
「忘れられない思い」が形を変えたもの
「あの人が許せない」「どうしても自分の方を向いてほしい」「裏切られたことが悔しくてたまらない」――。こうした、行き場を失い、心の中で何度も反芻(はんすう)される強い感情が、やがて本人の肉体を離れ、生き霊として相手へ向かいます。つまり、生き霊とは「整理しきれなかった感情の塊」とも言えるでしょう。
悪意がなくても飛ばしてしまう「無意識の念」
生き霊を飛ばす人=悪人、ではありません。実際のご相談でも、本人はただ「苦しくてたまらない」「寂しくて仕方がない」と泣きながら、無意識に強い念を飛ばしてしまっているケースが多々あります。自覚がないからこそ、本人の心身が削られていくことに気づきにくく、事態が深刻化しやすいのが生き霊の恐ろしさでもあります。
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▶ 【住職解説】霊障とは?症状・原因・見分け方完全ガイド
生き霊を飛ばす人の特徴とは?共通する3つの精神状態
生き霊を飛ばす人の特徴を考えるとき、「性格が悪いから飛ばすのだ」と決めつけるのは適切ではありません。多くの場合、本人の**「感情の処理能力」が限界を超えてしまったとき**に、念が漏れ出してしまうのです。
1. 執着心が強く、自分自身を縛りつけている
最も大きな特徴は、終わったことや自分では変えられないものに対する「執着」です。自分自身の意識を相手に固定してしまいます。この執着が「念の鎖」となり、相手の自由を奪うと同時に、自分自身のエネルギーをも枯渇させていくのです。
2. 感情を健全に外へ出せず、内側に溜め込みやすい
意外かもしれませんが、「我慢強い人」や「良い人を演じてしまう人」の方が生き霊を飛ばしやすい傾向にあります。外に出せない怒りや悲しみが心の中で圧縮され、高い圧力を持った「念」へと変わるからです。
3. 自己肯定感が低く、他人に依存している
「あの人がいないと自分の価値が証明できない」といった過剰な依存心も原因となります。自分の幸せの鍵を相手に渡してしまっているため、相手の言動ひとつで感情が極端に揺れ、相手に突き刺さるのです。
【概念図】執着が生き霊となり、自分を削る仕組み
※相手を縛ろうとするほど、自分の生命エネルギーが流出し続ける悪循環が起きます。
どんな場面で飛ばしやすい?恋愛・職場・家庭でのケース
生き霊は、感情が濃密になりやすい人間関係の中で、特にはっきりと現れます。
恋愛:復縁への執着や、強い嫉妬
相手への執着が度を越すと、飛ばしている本人の顔つきや目の特徴が険しく変わることも珍しくありません。
職場:評価されない不満や、特定の相手への恨み
職場では感情を押し殺さなければならないため、無意識に飛ばす「念」がより鋭くなりやすい傾向があります。
家庭:支配欲や、長年の「言えない怒り」
家族間の生き霊は、家全体の空気を重く停滞させる原因にもなります。
生き霊を飛ばす人に出る症状|自分自身のエネルギーが枯渇するサイン
生き霊は、相手に影響を与えるものと思われがちですが、実際のご相談で最も深刻なのは、「飛ばしている本人」の消耗です。自分の生命エネルギーを削り、無理やり相手へ送り込んでいる状態ですから、本人には以下のような心身の不調が現れやすくなります。
1. 慢性的な疲労感と「抜けないだるさ」
どれだけ寝ても疲れが取れないのは、エネルギーの流出が止まっていないサインです。特定の相手への執着によって外に漏れ出し続けているため、身体がガス欠のような状態に陥ります。
2. 不眠・悪夢・中途覚醒
脳が常に緊張状態にあるため、深い睡眠がとれなくなります。夢の中でも執着している相手と争うといった悪夢を見ることが多く、精神的な安らぎが失われていきます。
3. 周囲に漂う「不快な匂い」や違和感
執着が極限まで高まると、本人の周囲に独特の重苦しい空気が漂います。時には、本人やその部屋から、カビや焦げたような不自然な匂い(霊臭)がすると相談を受けることもあります。
生き霊を飛ばす人の末路|執着が生む「孤立と停滞」
「生き霊を飛ばす人の末路」という言葉には、何か劇的な罰を想像されるかもしれません。しかし、住職として見てきた真の末路とは、突然の不幸ではなく、**「人生の巡りが、ゆっくりと止まっていく」**という静かな崩壊です。
運気が停滞し、良い縁が遠のく
執着のエネルギーは非常に重く、本人の波動を著しく下げます。その結果、本来なら巡ってくるはずのチャンスや良縁を自ら遠ざけてしまうようになります。自分の人生が押しつぶされている姿です。
人間関係の孤立と「信頼の喪失」
生き霊を飛ばすほどの重圧を抱えている人は、無意識のうちに表情や言葉に「刺」が出てしまいます。誰かを縛り付けようとした結果、自分が最も深い孤独に追い込まれる――これが、執着に支配された人の最も悲しい末路と言えるでしょう。
心身の健康を損ない、自分自身を喪失する
エネルギーが枯渇し続けると、最終的には肉体や精神に深刻な影響を及ぼします。気づいたときには、自分が何をしたいのか、何に喜びを感じるのかさえ分からなくなってしまうのです。
こちらの記事も参考になります:
▶ 【住職解説】原因不明の体調不良は霊的影響?吐き気・頭痛・不眠への向き合い方
生き霊を飛ばすのをやめる方法|自分の「意識」を取り戻すための4ステップ
もし、自分自身が誰かに強い執着を抱いていると気づいたなら、それは「自分自身の人生を取り戻すチャンス」でもあります。心の平穏を取り戻すために、以下のステップを実践してください。
1. 「いま、私は苦しいのだ」と素直に認める
「執着してはいけない」と自分を責めるほど、意識は余計に対象に結びつきます。「私はまだ、あの人が許せないほど傷ついているんだな」と、今の自分を丸ごと受け入れてあげてください。認めた瞬間、念の圧力は下がり始めます。
2. 「見ない・調べない・繋がらない」環境を作る
SNSで相手の投稿をチェックする行為は、自ら念の回路を繋ぎ直すのと同じです。物理的に情報を遮断し、視覚からの刺激をゼロにすることで、魂に「休息」を与えましょう。
3. 身体を動かし、「現実」にグラウンディングする
散歩をする、土に触れる、塩風呂に入るといった「身体感覚」を取り戻す活動に集中してください。意識を宙から肉体へと戻すことで、霊的な浮つきを鎮めます。
4. 専門家や寺院の助けを借りて「整える」
自分一人では感情がループしてしまう場合は、ご祈祷や除霊・お祓いを受けることも有効です。儀式という節目を作ることで、執着を「供養」し、人生の境界線を引くことができます。
【セルフチェック】生き霊を飛ばしやすい状態になっていないか
以下の項目に3つ以上当てはまる場合、注意が必要です
- □ 一日の大半、特定の相手のことを考えている。
- □ SNSで相手の近況を追うのがやめられない。
- □ 相手の不幸を聞くと、どこか安心したり喜んだりしてしまう。
- □ 自分の仕事や趣味が手につかず、生活が疎かになっている。
- □ 原因不明の「異常な疲れ」が毎日続いている。
- □ 「自分だけが被害者だ」という思いが頭を離れない。
よくある質問(FAQ)
Q1. 生き霊を飛ばしている自覚がない場合、どうすれば分かりますか?
Q2. 念を飛ばすのをやめれば、運気は戻りますか?
まとめ|相手を縛る鎖を解き、自分自身の人生を生きよう
生き霊を飛ばす人とは、感情の嵐の中で迷子になってしまった「傷ついた人」でもあります。執着の鎖を解くことは、相手を許すことではなく、**あなた自身を苦しみから解放すること**です。
大切な心の持ち方:
- 1. 相手は相手、自分は自分:意識の境界線をはっきり引く。
- 2. 感情を流す:溜め込まず、言葉や涙、運動で外へ出す。
- 3. 今を生きる:過去ではなく、今日一日の喜びを見つける。
- 4. 救いを求める:一人で抱えきれない重みは、専門家に預ける。
妙瀧寺住職・水野行清(みずの ぎょうせい)プロフィール

日蓮宗妙瀧寺は、70年にわたり除霊・お祓い・ご祈祷・霊障相談に向き合ってきた専門寺院です。四代目住職・水野行清は、延べ 1,500件を超える相談実績をもとに、本来の自分を取り戻すための具体的な道筋を示すことを大切にしています。


