奈良県には歴史的に非常に強力な厄払いの神社がいくつかあります。
その中でも、特に有名で最強の厄払い効果を持つとされるのが、春日大社(かすがたいしゃ)と大神神社(おおみわじんじゃ)です。
これらの神社は、厄除けや方除けのご利益で広く知られ、全国から多くの参拝者が訪れるパワースポットでもあります。
以下に、それぞれの神社の特徴やご利益について詳しく紹介します。
春日大社(かすがたいしゃ)
- 所在地:奈良県奈良市春日野町160
- 創建:768年(奈良時代)
- 主祭神:武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)
特徴
春日大社は、奈良県を代表する神社で、古代から厄除けや開運、方除けの神として非常に強力なご利益を持つことで知られています。
藤原氏の氏神として、全国的にも崇拝を集めるこの神社は、特に災厄除けの力が強いとされ、厄年を迎えた参拝者が多く訪れます。
神社自体は奈良公園内にあり、歴史的な建造物や美しい自然の中で静かな参拝ができるのも特徴です。
ご利益
春日大社は、以下のようなご利益で特に有名です:
- 厄除け・災難除け:春日大社は、強力な厄除けの神として古くから信仰されており、厄年や不運が続く方々が多く訪れます。特に大厄とされる42歳の男性、33歳の女性にとっては重要な節目の年に厄払いをする神社としても知られています。
- 方除け:方位に関連する災いを除く方除けのご利益も強力で、引っ越しや新築、家の建設などの際に参拝する方が多いです。
- 開運:人生の節目や新しいことを始める前に、開運祈願を行うために訪れる方々にも人気があります。
境内のパワースポット
春日大社の境内には、「御蓋山(みかさやま)」が神体山として崇拝されており、この山自体が強い霊的な力を持つ場所とされています。
また、境内の神木や、全国的にも有名な「春日大社の燈籠」も、厄除けや浄化の力を感じられるスポットです。
さらに、社殿内では個別に厄払いの祈祷を受けることができ、神職によるお祓いや清めの儀式が行われます。
アクセス
- アクセス:JR奈良駅または近鉄奈良駅からバスで約10分、「春日大社本殿」下車
- 営業時間:6:00〜18:00(季節により異なる)
- 初穂料:厄除け祈祷は5,000円〜
大神神社(おおみわじんじゃ)
- 所在地:奈良県桜井市三輪1422
- 創建:不明(古代神話の時代)
- 主祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
特徴
大神神社は、日本最古の神社の一つとして知られており、古代から「最強の厄除け神社」として広く信仰を集めています。
主祭神の大物主大神は、国土の守護神であり、強力な厄除け・方除けの力を持つとされています。
神社自体に本殿がなく、神体山である「三輪山」をご神体とする非常に珍しい形式の神社です。
この三輪山は、古くから霊山として信仰され、山全体が強いパワーを持つとされています。
ご利益
大神神社のご利益は以下の通りです:
- 厄除け・方除け:大物主大神は、災厄を祓い清める力が非常に強く、特に厄年の参拝者にとって最強の守護神とされています。厄年だけでなく、人生の節目や不運を感じる時にも、多くの人々がこの神社を訪れて厄払いを行います。
- 健康祈願・病気平癒:大物主大神は、病気や身体の不調を祓う神としても信仰されており、特に病気平癒を願う参拝者が多いです。
- 商売繁盛・開運:商売やビジネスの成功を祈願する参拝者も多く訪れ、事業運を上げるための祈願が行われます。
三輪山のパワースポット
大神神社の最大のパワースポットは、「三輪山」自体です。三輪山は、古代から霊的な力が宿る山として崇拝されており、登拝することで強い浄化や祓いの力を得られるとされています。
参拝者は神職の指導のもと、登山前に身を清めてから山に登ります。
また、境内の「狭井(さい)神社」では、病気平癒の神水が湧き出ており、この水を飲むことで病気や身体の不調が癒されると信じられています。
アクセス
- アクセス:JR桜井線「三輪駅」から徒歩約5分
- 営業時間:5:30〜17:00
- 初穂料:厄除け祈祷は5,000円〜
まとめ
奈良県で最強の厄払い神社として知られる春日大社と大神神社は、どちらも強力な霊力を持つ神社です。
春日大社は、藤原氏の氏神であり、厄除けや方除けの神として、また、人生の節目に運気を高めるための参拝者に広く信仰されています。
大神神社は、古代からの霊山「三輪山」をご神体とする非常に神聖な場所で、厄除けや病気平癒において強力なご利益をもたらすとされています。
いずれの神社も、厄年や災厄が続くと感じたときに参拝し、祈祷を受けることで運気が改善し、心身が清められるとされています。
奈良県を訪れる際には、ぜひこれらの神社で厄払いのご利益を受けてみてはいかがでしょうか。