厄年以外にお祓いを受けてもいいのか?専門家の住職が解説

水野行清

厄年以外でもお祓いを受けることは全く問題ありません。


実際、多くの人が厄年以外にもさまざまな理由でお祓いを受けています。


以下、その理由やシチュエーションについて詳しく解説します。

目次

厄年以外にお祓いを受ける理由

厄年は確かに日本の伝統的な習慣であり、人生の節目において特別な注意が必要な時期とされています。


しかし、お祓いは厄年だけに限られたものではなく、日常生活の中でさまざまな理由やタイミングで受けることが推奨される儀式です。

心身の浄化やリフレッシュを目的とする場合

お祓いには心身を清め、精神的なリフレッシュを図る効果があります。


日常生活でのストレスが溜まった時や、気分が重く感じる時にお祓いを受けることで、心の負担を軽減し、リフレッシュすることができます。


例えば、仕事や人間関係の問題が続いていると感じたとき、転職や引っ越しなどで新しい環境に移る前などにお祓いを受けると、気持ちが整えられ、新しいスタートを切りやすくなると言われています。

特定の祈願や願掛けを行うため

お祓いは厄除けだけでなく、さまざまな願望を神仏に祈るためにも行われます。


例えば、交通安全、家内安全、学業成就、安産祈願、商売繁盛など、人生の様々な局面での願掛けに利用されています。


お祓いを受けることで、こうした願いを神仏に届けるとともに、自分自身の心構えを整える意味もあります。

不運や災いを避けるため

不運や災いを避けるためにお祓いを受けることもあります。


厄年でなくても、病気や事故、家庭内のトラブルが続くなど「何か悪いことが続いている」と感じた場合、邪気を払い、運気を改善するためにお祓いを受けることが勧められます。


特に、悪い夢を見続けたり、身の回りで不思議なことが起こるといった場合も、お祓いを受けて心身の安全を祈る人がいます。

新たなスタートを切る際の清め

新年の始まり、結婚、出産、転居、新しいビジネスの立ち上げなど、新たなスタートを切る際にお祓いを受けることは、日本の伝統的な習慣です。


これにより、新たなスタートを清らかな気持ちで迎え、不必要な厄や災いを避けることができると考えられています。

お祓いを受けるタイミングや場所

お祓いを受けるタイミングや場所についても、厄年以外の選択肢があります。

年中行事や季節の節目

お祓いは、厄年以外でも年中行事や季節の節目に受けることが一般的です。


例えば、節分の時期には「節分厄除け」として多くの神社やお寺でお祓いが行われています。


また、年末年始には「大祓」という神事が行われ、過去一年間の罪やけがれを祓い清めるために多くの人が参拝します。

個別の事情や必要性に応じたタイミング

個別の事情に応じて、お祓いを受けるタイミングは自由です。


特定の時期や状況で気持ちが不安定だったり、悪い出来事が続いていると感じたときには、自分の気持ちを落ち着けるためにお祓いを受けることが効果的です。


家族や友人の健康問題、仕事上の困難、家庭内のトラブルなど、個別の事情に応じたお祓いを行う神社やお寺もあります。

行事や儀式の前後

結婚式、葬儀、七五三、地鎮祭などの重要な行事や儀式の前後には、清めとしてのお祓いが行われることが一般的です。


これらの儀式においては、参加者全員が清らかな気持ちで臨むことが重要視されており、お祓いを通じてその目的を達成することができます。

お祓いを受ける際のポイント

• 事前の準備:お祓いを受ける際には、神社やお寺での受付や予約が必要な場合がありますので、事前に連絡をして確認しておくと良いでしょう。
• 服装とマナー:清潔な服装で訪れることが推奨されます。
また、神社やお寺での作法やマナーを守ることも大切です。
• 感謝の気持ちを持つ:お祓いは感謝の気持ちを持って受けることが重要です。
神仏に対する敬意と感謝の念を忘れずに臨むと、その効果をより深く感じることができるでしょう。

まとめ

お祓いは厄年だけでなく、心身の浄化、特定の祈願、不運や災いの回避、新たなスタートの清めなど、さまざまな理由で受けることが可能です。


目的や状況に応じて、最適なタイミングと場所を選び、感謝の気持ちを持ってお祓いを受けることで、その効果を最大限に引き出すことができます。

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