お祓いを受ける場合のマナーについて、専門家の住職が解説

水野行清

お祓いを受ける際には、神社やお寺の礼儀やマナーを守ることが大切です。


これらのマナーを守ることで、神仏に対する敬意を示し、儀式の効果を最大限に引き出すことができます。


以下に、お祓いを受ける際の具体的なマナーについて詳しく解説します。

目次

服装について

お祓いを受ける際の服装は、清潔で落ち着いたものを選ぶのが基本です。


神聖な場所での儀式であるため、派手な色やデザインの服装、露出が多い服装は避けるべきです。

  • 男性の場合:スーツやジャケットにシャツを着用するのが理想的です。
    カジュアルな場合でも、襟付きのシャツやパンツを選び、ジーンズや短パンは避けるべきです。
  • 女性の場合:ワンピースやスカート、ブラウスなどの清楚な服装が望ましいです。
    肩や膝が隠れる服装を選び、ジーンズやミニスカート、露出の多い服装は避けましょう。
  • 靴について:サンダルやビーチサンダル、汚れた靴は避け、できるだけきれいな靴を履くことが望ましいです。
    神社やお寺では、靴を脱ぐ場面があるため、靴下も清潔なものを選ぶようにしましょう。

持ち物について

お祓いを受ける際には、基本的には手荷物を最小限にし、神聖な場にふさわしいものを持参することが大切です。

  • お賽銭:お賽銭は、神仏への感謝の気持ちを示すために大切なものです。
    お祓いの前に、お賽銭を捧げるために小銭を用意しておきましょう。
  • ハンカチやティッシュ:お祓いの際には、汗を拭くためのハンカチやティッシュを持参するのが望ましいです。
    特に夏場や混雑する時期には、清潔感を保つために役立ちます。

挨拶と礼儀について

神社やお寺では、正しい挨拶と礼儀を守ることが重要です。

  • 参拝前の一礼:神社の鳥居やお寺の山門をくぐる際には、必ず一礼をしましょう。
    これにより、神仏への敬意を示すことができます。
  • 手水舎での手洗いと口清め:お祓いを受ける前に、神社の手水舎で手を洗い、口をすすぐことが一般的なマナーです。
    これは、身体を清めてから神聖な儀式に臨むための準備として行われます。
    手水の作法は、柄杓を使って左手、右手の順に洗い、最後に口をすすぐという順序です。
  • 静かに待つ:お祓いの順番を待つ間や儀式中は、静かにして周囲に迷惑をかけないよう心がけましょう。
    携帯電話の電源を切るかマナーモードに設定し、不要な会話や音を立てることは避けるべきです。

儀式中のマナー

お祓いの儀式中も、いくつかのマナーを守ることが求められます。

  • 神職や僧侶の指示に従う:神職や僧侶からの指示があれば、それに従いましょう。
    お祓いの際には、合掌や頭を下げるタイミングなど、指示がある場合が多いです。
    儀式の進行を妨げないよう、静かに指示に従うことが大切です。
  • 正しい姿勢を保つ:お祓いの儀式中は、背筋を伸ばして正しい姿勢を保つことが求められます。
    姿勢が悪いと、神仏に対する敬意が欠けていると見なされることがあります。
  • 手を合わせる:神職や僧侶が祝詞や経を唱えている間は、静かに手を合わせて目を閉じ、心を清めるようにしましょう。
    無駄な動きを避け、集中して儀式に参加することが重要です。

お祓い後のマナー

お祓いが終わった後も、いくつかのマナーを守ることが大切です。

  • お礼を述べる:お祓いを受けた後は、神職や僧侶に対してお礼の言葉を述べましょう。
    「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることで、神仏への敬意も示されます。
  • 帰り際の一礼:神社やお寺を出る際にも、鳥居や山門で一礼することを忘れないようにしましょう。
    これは、神仏への敬意を最後まで示すための重要なマナーです。

心の持ち方

お祓いは、神仏に対して敬意を示し、感謝の気持ちを持って行う儀式です。


そのため、心から神聖な場にいることを意識し、謙虚で誠実な気持ちを持つことが大切です。


祈願が叶うかどうかに関係なく、感謝の気持ちを忘れずに臨むことで、その効果をより深く感じることができるでしょう。

まとめ

お祓いを受ける際のマナーは、服装、持ち物、挨拶、儀式中の態度など、様々な点にわたります。


これらのマナーを守ることで、神仏への敬意を示し、儀式の効果を最大限に引き出すことができます。


お祓いを受ける際には、清潔な服装で、静かに礼儀正しく行動し、感謝の気持ちを持って臨むことが最も重要です。

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