お祓いの専門家の住職が解説。関西で有名な最強神社は?お祓いの種類や料金、効果とは?

水野行清

お祓いとは、穢れ(けがれ)を祓うことを目的とした儀式のことです。悪いことが続く時や、体調不良が続いた時、長引く精神の不調会社経営が上手くいかない時、厄年の年齢時、新たに家や車などを入手した時に行います。知りたいけれどよく知らない、お祓いと祈祷、除霊の違いや、お祓いの効果や実際の流れ、料金や服装マナーなどについて、詳細に解説していきます。お祓いの基礎知識をまとめて網羅しました。関西地方で厄除けなどお祓いを考えている人はぜひご参考にしてください。

目次

1.「お祓い」と「祈祷」、「除霊」の違いとは?

「お祓い」…神社で罪や曲事、穢れ(けがれ)を祓うことを目的とした儀式のこと。

「ご祈祷」…期待する結果を得るために神様や仏様に祈りを捧げること。

「除霊」…霊障や障害を引き起こしている原因である霊体を対象者(または対象物)から取り除き、霊障や障害を解決するための効果や結果を伴う行為のこと。

お祓いやご祈祷で除霊ができると思っている方もおられるかもしれません。しかし、ご祈祷は神様や仏様に祈りを捧げることであり、お祓いは人や物や空間の穢れを祓うことです。霊障や障害が期待できるのは、除霊だけです。お祓い、祈祷、除霊は、よく混同されがちですが、明確な違いがあります。お祓いと祈祷、除霊の違いをご理解ください。

2.関西の神社で行うお祓いとは

お祓いとは、神社で罪や曲事、穢れ(けがれ)を祓う儀式のことを指します。神主が祓詞(はらえことば:神様の力で罪や穢れなどを祓い清めてもらうための祝詞)を秦上し、参拝者の頭上で榊や紙の幣を左右に振り、災厄を心身から取り払うためのお祓いを行います。祓い清めるのは人に限らず、家や車なども対象になります。

3.関西の神社で行うお祓いの種類

神社で行われるお祓いは、大きく分けると、人のお祓い、家のお祓い、自動車など乗り物のお祓いの3種類(+α)に分類されます。

人のお祓い

人のお祓いは、厄除け、厄払い、厄落としとも言われています。厄払いとは、身についた災厄を取り払う儀式のことを指します。主に、厄年の人、災難が続いている人が行います。厄が身についていると、災難が降りかかりやすくなると信じられていることに起因します。

厄年の頃は、仕事や家庭環境など人生の転機を迎える節目の時期と重なります。心身ともに大きな変化があり、災難に遭いやすいことから、気をつけたほうが良いと言われています。厄年は数え年で、男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、61歳です。中でも男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と言い、前後1年の前厄と後厄を含めた3年間は特に注意が必要とされています。

家のお祓い

主に新築や引っ越して新しい住居に住む前に、安心安全を願って行います。建物の新築工事の前に、土地のお清めと工事の安全を祈願する「地鎮祭(じちんさい)」や、引っ越した際に、入居前に住居を清める「家祓(やはらい」や「清祓(きよはらい)」などがあります。購入、賃貸問わず中古物件の場合は特に、以前の入居者の良くないものが残っているかもしれないからと、お祓いする方も多いです。お祓いをしても直感的に何か良くない気配を感じる場合は、霊障の可能性も考えた方が良いかもしれません。

乗り物の祓い

高速走行できる自動車やバイクは、常に事故の危険と隣り合わせです。交通安全を求めて、新たに車やバイクなどを購入した際に行う「車祓(くるまばらい)」があります。タクシー会社や運送会社などは、ドライバーの安全運転への意識を引き締めるために毎年お祓いする場合もあります。自動車事故に遭い(起こした場合も)、事故車が修理から戻ってきた時に、良くないものを落としたいという理由から行う方もおられます。

その他のお祓い

お祓いを意味するものには「大祓(おおはらえ)」「八方除(はっぽうよけ)」「星除(ほしよけ)」などがあります。また、「初宮詣」や「七五三詣」、「安産祈願」、病気平癒」、「必勝祈願」、「合格祈願」など御祈願や御祈祷も含めてお祓いと同一視する考え方があります。

4.関西のお祓いで得られる効果とは

科学的に立証されていないという理由からお祓いの効果に懐疑的な人がいる一方で、お祓いを行う方もたくさんおられます。お祓いで良くないものが取り除かれたと実感した方や、儀式を行うことで、気持ちがすっきりして前向きになれた方も大勢。お祓いをすることによる目に見えるメリットはなかったとしても、お祓いをしなかったことでデメリットが生じるよりは良いという考え方や、お祓いという儀式を行うことで、物事や気持ちをリセット&リスタートするきっかけにするという考え方もあります。捉え方や考え方次第でポジティブになれるなら、試してみても良いのではないでしょうか。

5.関西のお祓いの料金や金額はいくらいくらい?

お祓いのお礼として納めるお金を「初穂料(はつほりょう)」と言います。初穂とは、元々はその年に初めて収穫された農作物のこと。豊作の喜びや感謝の意味を込めて、初穂を神社に奉納する習慣のことを指します。近年は公式サイト(ホームページ)に初穂料が記載されている場合も多いです。もし初穂料の金額が掛かれていない場合、初穂料の相場は一般的に5,000円~10,000円と言われているため、5,000円程度は用意しておいた方が良いでしょう。初穂の由来からも、できれば旧札よりは新札で。現金むき出しよりは、のし袋に入れて納めた方がスマートです。

6.関西のお祓いの流れやマナー、ふさわしい服装とは

お祓いには、服装マナーや流れ(進行)があります。お祓いの効果を最大限に高めるためにも、お祓いの前には心身を清らかにして、当日の流れや服装マナーを確認しておいた方が、スムーズに進みます。

申し込み

お祓いの申し込み方法は、神社によって異なります。ホームページで事前に確認しましょう。サイトや電話で申し込める場合もありますが、予約不要で当日申し込みで可能なところも多いです。お正月や七五三など、繁忙期もあるため、前もって確認することをお勧めしております。

お祓い時の服装

神社は文字通り神聖な所です。服装は、礼服やスーツ、女性ならワンピースなど、正装やフォーマルな服装がベターです。もしお持ちでない場合は、ダークトーンの落ち着いた色やデザインのものを選びましょう。肌の露出が多いものや、デニムやサンダル、スリッパなどあまりにカジュアルな服装はNGです。サイトに服装規定があれば従いましょう。事前に入浴やシャワーで体を清めて、穢れを持ち込まないようにすることがマナーです。

お祓いの申し込み

事前予約した場合以外は、当日、社務所などで申し込みます。受付前に手水舎で手を洗い、口をすすいで清めてから受付を済ませて、初穂料を収めます。その後、呼ばれるまでは待合室で待機します。自分の名前が呼ばれたら、いよいよお祓いです。

祝詞奏上(のりとそうじょう)→ 神楽(かぐら)玉串拝礼

まず神主による、神様の力で罪や穢れなどを祓い清めてもらうための「祝詞」が奏上されます。次いで「神楽」と呼ばれる巫女による舞が行われて、「玉串(榊の枝)」を神様に捧げて拝礼します。玉串拝礼の作法は、2拝2拍手1拝が一般的ですが、異なる場合もあり、その場合は説明や指示がありますので、その通りにすれば問題ありません。

お札やお守りの授与

お祓いが終わると、お札やお守りが授与されます。お祓いの効果を持続させるためにも大切に保管しましょう。

※あくまで一般的な流れです。神社によって異なる場合がありますので、実際にお祓いを受ける際は、ホームページで、なければ電話でご確認ください。

関西地方にある最強神社のお祓いの特徴や歴史について

関西地方には数多くの歴史ある神社が点在し、そのお祓いの儀式も独特の特徴を持っています。お祓いは、悪霊や悪運を祓い清め、幸運や健康を願うための儀式として古くから行われてきました。本記事では、関西地方の神社におけるお祓いの特徴や歴史について詳しく解説します。

関西地方の神社のお祓いの特徴

関西地方の神社では、お祓いの儀式に独自の特徴があります。以下に代表的な神社のお祓いの特徴を紹介します。

平安神宮は、京都にある歴史ある神社で、平安時代に創建されました。ここでは、厄除けや病気平癒を祈るためのお祓いが行われています。特に、新年の初詣では、多くの参拝者が厄除けのお祓いを受けるために訪れます。平安神宮のお祓いは、神職が神楽舞を奉納し、神楽鈴を使って清める独特の形式です。この儀式は、参拝者にとって厄を祓い、新しい年を清々しい気持ちで迎えるための重要な行事となっています。

住吉大社は、大阪にある有名な神社で、航海の安全や商売繁盛を祈願することで知られています。住吉大社のお祓いでは、特に船の進水式や商売繁盛を願う企業の祈祷が行われます。住吉大社では、神職が御幣を使って参拝者を清める儀式が行われます。御幣は、紙垂(しで)と呼ばれる白い紙を付けた木の棒で、これを使って悪霊を祓い、清浄な状態に戻すとされています。

奈良にある春日大社は、古代より続く由緒ある神社で、特に武運長久や家内安全を祈願するために訪れる人が多いです。春日大社では、祭礼の際に行われるお祓いが非常に重要視されており、特に神楽舞が特徴的です。春日大社の神楽舞は、鮮やかな衣装をまとった舞手が優雅に舞うもので、これにより神々の力を引き寄せ、参拝者の願いを届けるとされています。

関西地方のお祓いの歴史と現代における役割

関西地方には、古代から続く神社が数多く存在します。これらの神社では、お祓いの儀式が古来より受け継がれており、その伝統は現代にも脈々と続いています。

関西地方の神社では、お祓いの伝統を守りつつも、現代のニーズに合わせた新しい形の儀式も取り入れています。例えば、オンラインでの祈祷や、お祓いの映像配信など、遠方に住む人々や多忙な人々でも参加できるような取り組みが行われています。

まとめ

関西地方の神社のお祓いには、各神社ごとの独自の特徴や歴史があります。古代から続く伝統を守りながらも、現代のニーズに応じた新しい形の儀式を取り入れることで、多くの人々に心の浄化や安心を提供しています。お祓いの儀式を体験することで、関西地方の豊かな文化や歴史に触れることができるでしょう。お祓いの儀式は、私たちの心に平安と清浄をもたらす大切な伝統であり、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。

関西のお祓いで解決出来ないときは専門家へ

お祓いやご祈祷で除霊ができると思っている方もおられるかもしれませんが、「お祓い」は神社で罪や曲事、穢れ(けがれ)を祓うことを目的とした儀式のこと。「ご祈祷」は期待する結果を得るために神様や仏様に祈りを捧げること。「除霊」は霊障や障害を引き起こしている原因である霊体を対象者(または対象物)から取り除き、霊障や障害を解決するための効果や結果を伴う行為のことです。

過去のご相談事例

【体調不良について】

原因不明の病気・体調不良が続く・奇病・難病

【精神の不調について】

・統合失調症・うつ病・双極性障害(躁鬱病)、強迫性障害(強迫神経症、不安神経症)、パニック障害、摂食障害(拒食症・過食症)、心身症、チック症・対人恐怖症・自閉症・発達障害・アスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)、ストレス障害、適応障害、自律神経失調症、

【家庭内の問題について】

ひきこもり・ニート・不登校・家庭内暴力・家の中で起こる怪奇現象や心霊現象(家のお祓い)

ご相談者様からのお喜びのお手紙

当寺院では初代住職の頃より、約70年にわたり「霊視鑑定・お祓い(除霊)」を専門に行ってまいりました。その活動は多数のテレビ番組でも紹介されました。

中高年の方なら、お昼の人気テレビ番組でもありま した「3時のあなた」などに出演しておりました、先代住職をご覧になって頂いた方もいらっしゃるかもしれません。評判を聞いて青森や四国などの遠方から来られる方や、よくなってからも会いに来て下さる方もいらっしゃいます。

皆様の幸せに貢献できることが、私の一番の幸せでもあります。

これまでにいただいた鑑定依頼は、多数に上り、ご相談者様から頂戴した「感謝のお手紙」も、数えきれないほどになりました。

※写真は当寺院第二世 龍泉院日明上人

◆ご相談内容『原因不明の頭痛』

「長年、原因不明の頭痛が続いており、非常に辛い状態が続いていました。

様々な病院(6箇所以上)に行きましたが、異常無し(心因性かも?)との診断でした。

もしかすると何かに取り憑かれているのではと思い、水野先生にご相談させていただきました。

鑑定の結果、昔に住んでいた家の地縛霊(この家で亡くなったお爺ちゃんの霊)が原因でした。

この地縛霊の供養を施していただくにつれ、頭痛は徐々に改善していきました。

水野先生、本当にありがとうございました」

◆ご相談内容『家の中で怪奇現象、心霊現象』

「私たちが今の家に住んで3ヶ月位経った時に、不思議現象が起きるようになりました。

長男の部屋で人のいる気配や人影が見えるようになり、長男は怖がって自分の部屋で寝ることができなくなりました。

普段、お世話になっている近所のお寺さんに家のお祓いをしていただきましたが、この現象は収まらず、水野先生にご相談しました。 

水野先生に鑑定していただいた結果、実は、私の母親は事故死しており、母親が成仏できずに知らせていることがわかりました。

水野先生に亡くなった母親の浄霊を施していただき、母親の霊が成仏するとともに不可解な現象はなくなりました。亡くなった母親の思いに気づくことが出来ました。水野先生ありがとうございました。

過去のご相談者様からのお喜びの声(動画)

➡︎ ご相談者様の声 | 妙瀧寺・水野行清

妙瀧寺住職 水野行清のプロフィール

霊障や霊的な事柄の可能性があると思った場合は、霊能者の家系に生まれたお祓いや除霊の専門家、修業を積んだ妙瀧寺の四代目住職・水野 行清(みずの ぎょうせい)にお気軽にご相談ください。御祈願や御祈祷、お祓いでは解決できないお悩みがある方にも、全力でお力添えいたします。

※基本的には妙瀧寺にお越しいただいてのご相談をお願いしておりますが、昨今の事情もあり、現 在ではLINEのビデオ通話を使用したお祓い・除霊のご相談もお受けしております。

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