除霊のグッズについて、専門家の住職が解説

水野行清

除霊に用いられるグッズは、霊的な浄化や悪霊を追い払うために使われるアイテムです。

これらのアイテムは、古くから様々な文化や宗教において使われてきたものや、現代において人気を集めているものまで多岐にわたります。

以下に、代表的な除霊グッズをいくつか紹介します。

目次

塩は、最も古典的で強力な浄化アイテムとされています。

日本の神道や仏教でも、塩を使った浄化儀式が行われます。

塩は悪いエネルギーを吸収し、場を清める効果があるとされています。

具体的な使い方としては、部屋の四隅や玄関に塩を撒いたり、小皿に盛って置いたりすることが一般的です。

2. 清めの塩(盛り塩)

玄関や部屋の隅に小さな山の形に盛った塩を置く方法も効果的とされています。

特に外から入ってくる悪いエネルギーを防ぐため、家の入口に盛り塩をすることが広く行われています。

パロサント(Palo Santo)

パロサントは「聖なる木」とも呼ばれ、南米で霊的な浄化のために古くから使われてきた木材です。

スティック状にして燃やし、その煙で空間を浄化します。

悪霊やネガティブなエネルギーを追い払う効果があると信じられており、浄化に用いられる代表的なグッズの一つです。

ホワイトセージ

ホワイトセージも霊的浄化に使われる植物の一種で、乾燥させた葉を燃やしてその煙で空間や物を清める儀式が行われます。

アメリカ先住民の間で使われてきたこの方法は、ネガティブなエネルギーを浄化し、神聖な空間を作り出すために広く用いられています。

数珠(念珠)

数珠は仏教において使用される祈祷や浄化のためのアイテムです。

特に霊的な守護や浄化を目的として使われることが多く、除霊の際に身につけたり、祈りの中で使ったりします。

天然石や木材で作られた数珠は、霊的な保護を高めるとされています。

お札(護符)

神社や寺院で授かるお札や護符は、霊的な守護や除霊のために用いられます。

家の中や玄関に飾ることで、悪霊や邪気を防ぐとされています。

特定の除霊のために作られたお札は、非常に強力な効果があると信じられています。

鏡は古くから霊的な道具として使われてきました。 

特に神道では、神社に鏡が奉納されており、鏡には悪い霊を封じ込めたり反射させたりする力があると信じられています。

家の中に鏡を設置することで、霊的な浄化や守護効果を得ることができると考えられています。

クリスタル(水晶)

水晶や他のクリスタルは、スピリチュアルな浄化や霊的な防御に用いられることがあります。

水晶は強力なエネルギーを持ち、悪いエネルギーを浄化し、持ち主を守るとされています。

また、家の中に置いたり、身につけたりすることで、霊的な保護が得られると信じられています。

御守り(お守り)

神社や寺院で授かる御守りは、霊的な守護や浄化に役立つとされています。

悪霊や災いから守るために作られた特定の御守りを持ち歩いたり、家の中に置いたりすることで、霊的な防御を強化することができます。

線香

線香は仏教における供養や祈りの一環として使われますが、霊的な浄化や除霊のためにも使用されます。

線香の香りと煙は、悪い霊を遠ざけ、空間を清めるとされています。

特に、特別な祈りや法要の際に使うと効果的です。

護摩木(ごまぎ)

護摩木は、仏教における護摩祈祷の際に使用される木片です。

護摩祈祷では、護摩木を焚きながら祈願を行い、その煙で浄化を行います。

護摩木は悪霊を追い払うための強力なアイテムとされ、特定の儀式で使用されることが多いです。

まとめ

除霊に使われるグッズは、文化や信仰によって異なりますが、いずれも霊的なエネルギーを浄化し、悪い存在から守ることを目的としています。

塩やパロサント、ホワイトセージといった自然素材から、数珠やお札といった神聖な道具まで、多くの除霊グッズが存在します。

霊的な問題に直面している場合は、これらのアイテムを使って浄化を試みるのも良いでしょう。

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