統合失調症(幻聴、幻覚)でお祓いをお考えの方へ、専門家の住職が解説。

水野行清

この記事では、霊の憑依とは何か?の説明、また、幻聴や幻覚でお悩みの京都市在住40代の女性からいただいた、統合失調症の幻聴や幻覚などの症状の原因や対応について、お答えさせていただきたいと思います。

目次

統合失調症とは?

統合失調症は、現実の認識が歪むことにより、考え方、感情、行動に深刻な影響を及ぼす精神障害です。

この病は、幻覚や妄想といった陽性症状、意欲の低下や感情の鈍化などの陰性症状、そして認知機能の障害によって特徴付けられます。

統合失調症の原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因、脳内の化学物質の不均衡、そして環境的ストレスが複合的に関与すると考えられています。

統合失調症の治療には、薬物療法と心理社会的支援が中心となります。

抗精神病薬は幻覚や妄想といった症状を軽減するのに有効ですが、陰性症状や認知機能障害への対処には、個別の治療計画と包括的なサポートが必要とされます。

また、家族の支援や地域社会のリソースの活用も、患者さんが社会に再び適応するためには不可欠です。

統合失調症を持つ人々の多くは、適切な治療とサポートによって、症状を管理し、意味のある人生を送ることができます。

早期発見と治療の開始は、長期的な予後を改善する上で非常に重要です。

社会的偏見や誤解がある中で、統合失調症についての正しい知識を広めることが、患者さんとその家族が直面する多くの課題を軽減するための第一歩となります。

教育と啓発を通じて、統合失調症に対する理解を深め、支援の輪を広げることが今後の課題です。

統合失調症の症状

統合失調症は、その複雑な症状スペクトラムにより、精神医学の分野で広く研究されています。

この疾患は、主に幻覚、妄想、思考の混乱、動機付けの欠如、感情の鈍化といった特徴により認識されます。

幻覚とは、存在しないものを見たり聞いたりする経験であり、特に聴覚幻覚が一般的です。

妄想は、現実とは異なる信念を強く持ち、それに基づいて行動することを意味し、迫害妄想や誇大妄想がよく見られます。

思考の混乱は、話す際や書く際に一貫性がなく、脈略のない言葉を連ねることがあります。

動機付けの欠如や感情の鈍化は、日常生活における興味や喜びの喪失、表情や声の調子に感情が反映されない状態として現れます。

これらの症状は、患者の社会的、職業的な機能に大きな影響を及ぼし、日常生活における基本的な自己管理能力さえも損なう可能性があります。

統合失調症の症状は個人差が大きく、発症の形態や経過には幅広い多様性があります。したがって、適切な診断と治療計画の立案には、綿密な臨床評価が必要です。

統合失調症には現在のところ根治治療はありませんが、抗精神病薬の使用や認知行動療法などの心理療法を通じて、多くの患者が症状を有効に管理し、生活の質を改善できることが示されています。

統合失調症に関する理解を深め、適切なサポートと治療を受けることが、これらの挑戦に立ち向かう上での鍵です。

統合失調症が治らない方へ

統合失調症の治療過程は複雑であり、患者さんによっては症状が完全には改善しないことがあります。

この症状の持続には、いくつかの原因が考えられます。

まず、統合失調症は脳の構造や神経伝達物質のレベルでの変化に根ざしており、これらの生物学的な要因は現在の治療法では完全には対処できない場合があります。

加えて、遺伝的な要素も病態に深く関与しており、特定の遺伝子が症状の発生や治療反応に影響を与えることが示されています。

治療へのアクセスや治療計画の適切な実施に関する問題も、完全な回復が難しい一因となり得ます。

適切な治療を受けるためには、定期的な医療の受診が必要ですが、社会的、経済的な理由でアクセスが限られる場合があります。

また、治療計画が個々の患者に十分にカスタマイズされていない、または患者が治療を継続することが困難である場合、治療効果が得られにくいことがあります。

精神社会的サポートの不足も、治療成果に影響します。家族やコミュニティからの支援が不足していると、患者さんは治療を続けるモチベーションを失いがちです。

加えて、統合失調症に対する社会的な偏見や誤解が、患者さん自身や家族が助けを求めることを妨げることもあります。

統合失調症の治療は、薬物療法、心理療法、社会的サポートの組み合わせを通じて、最大限の効果を目指す必要があります。

治療のアプローチを多角的に見直し、個々の患者に最も適した治療法を見つけることが重要です。

また、患者とその家族に対する教育とサポートを提供することで、治療への取り組みを強化し、より良い治療成果を目指すべきです。

統合失調症、幻聴、幻覚は霊が原因かも?

霊の「憑依」とは?

憑依とは?

生き霊や死霊に乗り移られたり取り憑かれたりしている状態のことです。

憑依された人は、行動、感情のすべてまたは一部が支配されることがあります。

霊に憑依される理由は、対象者と何らかの因果関係が存在しますが、霊との波長が合わない人や相性が合わない人に取り憑くことはありません。

一旦、憑依されてしまうと身も心も乗っ取られてしまうことがり、こうなると自分自身では成す術がありません。

本来の人格が失われてしまう危険な状態となるケースもあります。

霊に取り憑かれやすい人とは?

霊に取り憑かれやすい霊媒体質の方や、普段は、霊的感応を持たない人であっても、霊との波長が合うだけで取り憑かれるケースもあります。

統合失調症の除霊方法(お祓い)3つのポイント

京都市在住40代の女性からの相談内容

ご相談内容

6年前から幻聴・幻覚があり通院しておりますが、良くなる兆しがありません。

ある人に昔の彼氏の生霊が憑いていると言われました。

その男性とはもう会わない方がいいとも言われました。

私自身その男性とは金銭問題などのいざこざがあり、距離を置いていたのですが、今では半年に1、2回会う程度です。

幻聴や幻覚などの他にも、色々な症状で苦しんでいるのですが、その方には、この男性の生霊を除霊することはできないと言われており、私自身、どうすればいいのか悩んでおり、生霊のお祓いや除霊の方法を教えていただきたくご連絡させていただきました。

【解答】

この方のように、幻聴、幻覚、統合失調症や長引く精神疾患の中には、生霊(霊障)が原因となっている方がいらっしゃいます。

一旦、生霊に取り憑りつかれしまいますと非常に厄介です。

しかし、生霊が原因で幻聴、幻覚、統合失調症や長引く精神疾患、霊障なっているとすれば、これは生霊を除霊しない限り、その症状が改善することはありません。

相手の生霊の思いが強ければ強いほど、お祓い、除霊は困難で難しく、時間もかかります。

この方の場合は、金銭のトラブルがあったということで、元彼氏から恨まれてしまい思いが念となって、生霊となり、この方に取り憑りつく事により、幻聴、幻覚などの様々な体調不調、霊障を引き起こしている状態だと思われます。

また、生霊は時間が経てば勝手に離れるというものではありません。

その理由は相手の男性も無意識のうちに念を飛ばしているからです。

今から、ご説明するのは生霊をお祓い(除霊)する上での3ツのポイントです。

生霊の除霊方法(お祓い)、統合失調症(霊障)を改善させる3ツのポイント

1.関与できなくしていく(生霊をブロックする)

まず一つ目のポイントは、この方に関与している生霊を(この方に)関与できなくしていくという事です。

例えば、相手の生霊が10の力でこの方に念を飛ばしているとすると、その念の力をブロックし体内から取り除いていく方法を取り、最終的には、この方に関与できないようにしていきます。

2.念の力を小さくしていく

もう一つは、相手が飛ばしている生霊の念の強さを10とすれば、これを徐々に小さくしていく方法を取ります。

上記でご説明した、この方に関与できなくすると同時に、相手の生霊の念の力を小さくしていきます。

この二つの方法を取る事によって、生霊を完全に除霊(お祓い)します。

3.現実の世界でも接点をもたなくする

そして最後の一つは、リアルな世界、現実の世界でも生霊を飛ばしている人との縁を切り、会わない努力をする。

先程、ご説明した1、2の方法を用いても現実の世界で生霊を飛ばしている人と会う事によって、新たに、念を飛ばしてくる可能性がある為、相手の念を小さくしている状況の中で、また念が大きくなる可能性があります。

生霊の種類については千差万別で、恋愛関係の生霊、人間関係の生霊、肉親、親子や兄弟の生霊に取り憑かれるケースもあります。

霊障とは?

霊障とは何か?

「霊障(れいしょう)」という言葉をご存じですか?日常会話の中ではほとんど耳にしない「霊障」というこの言葉には、「原因がはっきりわからないけれど、なんとなく体調が悪い」「精神の不調が続く」「病気が続く」といった状態のことを「霊障」といいます。

体調不良を感じて病院で診察・検査を受けても、特に異常は見つからず不調の原因がわからない……。

実は、こうした症状を感じている人は多く、成人では20~30%の人が存在すると推定された報告もあります。

「霊障」の症状とは?

具体的な症状や、期間・頻度は人それぞれです。ひとつの症状が長い期間続く人もいれば、複数の症状が不定期にあらわれる人もいます。

よくある症状としては、体のだるさ、頭痛、不眠、めまい、腰痛など、全身にあらわれる身体的な不調や、わけもなくイライラする、気分が落ち込む、情緒不安定、自殺願望などの精神的な不調があります。

霊障のメカニズムとは?

成仏できない霊や、生きている人間の強い怨念は、時に、人や建物などに取り憑きます。

原因不明の病気や体調不良が続く、また、精神疾患が治らないケースや人間関係のトラブルなどを引き起こします。

医療や科学では解決できないような、霊によって引き起こされる不可解な現象を「霊障」といいます。

気分の落ち込み、不眠、家庭不和など、様々な症状があります。

統合失調症の過去のご相談事例

❶.統合失調症が治らない (30代男性)

「私の統合失調症との戦いは長く、困難でした。薬物療法、心理療法、さらには代替療法にも手を出しましたが、症状は一向に改善されませんでした。

幻聴や妄想が日常生活を侵食し、社会的なつながりを断ち切る原因となりました。

家族や友人に支えられながらも、孤独感は増すばかりです。

❷.長年、統合失調症が改善しません (20代女性)

統合失調症との闘いは、私にとって長期間にわたる挑戦でした。

数多くの治療法を試みましたが、症状の改善は見られませんでした。

特に幻聴や妄想は私の日常生活に深刻な影響を及ぼしました。

家族や友人からの支援もありましたが、病気に対する理解が十分でないことが、時には孤独感を増大させています。

❸.数年前から統合失調症で苦しんでいます (30代女性)

私が統合失調症と診断されてから数年が経ちますが、治療法をいくつも試しても、症状は一向に改善されません。

幻聴や妄想が日々の生活に大きな影響を与え、人との関わりを複雑にしています。

治療のために精神科医やカウンセリングを受けたり、様々な薬を試したりしましたが、効果は一時的で、症状は常に私のそばにあります。

❹.統合失調症と共存しています (30代男性)

統合失調症との共存は、私の日々を困難に満ちたものにしています。

治療を重ねても、幻聴や妄想は消えず、現実と幻影の区別がつかない時もあります。

家族や友人は支えてくれますが、彼らにさえ完全に理解されない孤独を感じることがあります。

治療が必ずしも症状を取り除くわけではないことを学びましたが、それでも生活の質を少しでも向上させるために努力を続けています。

❺.何年も統合失調症が治りません (40代女性)

私が統合失調症と診断されてから何年も経ちますが、様々な治療法を試しても症状は改善されません。

日々、幻聴や妄想に苦しみ、これが現実か幻かを区別するのが難しいです。

多くの薬を試し、カウンセリングを受けても、一時的な軽減はあっても根本的な解決には至らず、絶望感が増すばかりでした。

今も統合失調症との戦いは続いていますが、少しずつでも前進しようと努力しています。

統合失調症のご相談者様からのお喜びのお手紙

当寺院では初代住職の頃より、約70年にわたり「霊視鑑定・お祓い(除霊)」を専門に行ってまいりました。

その実績は多数のテレビ番組でも紹介されました。

中高年の方なら、お昼の人気テレビ番組でもありました『東芝ファミリーホール特ダネ登場!?』や「3時のあなた」などに出演しておりました。

先代住職をご覧になって頂いた方もいらっしゃるかもしれません。

※写真は当寺院第二世 龍泉院日明上人

これまでの除霊実績は多数に上り、ご依頼者様から頂戴した「感謝のお手紙」も、数えきれないほどになりました。

◆長年、統合失調症が治りませんでした (30代女性)

私の統合失調症との闘いは、長い間続いていました。

幻聴や妄想に悩まされ、日常生活に大きな支障をきたしていました。

伝統的な治療法である薬物療法や心理療法を試しましたが、症状の根本的な改善には至りませんでした。そんな時、友人からの提案で、私はお祓いを受けることにしました。

初めは半信半疑でしたが、お祓いを受けた後、驚くべき変化が訪れました。

お祓いで感じた平和と安心感は、これまで経験したことがないほど強烈でした。

お祓いを継続して受けることで徐々にですが、幻聴の頻度が減り、妄想に囚われることが少なくなっていきました。

私にとって、お祓いは心の奥底にある不安や恐怖に対処する方法として機能したようです。

この経験から学んだのは、統合失調症の治療には多様なアプローチが必要だということです。

医学的な治療が全ての人に効果的とは限らず、時には精神的、霊的なアプローチが重要な役割を果たすこともあるということを実感しました。

もちろん、お祓いがすべての人に効果的であるとは限りませんが、私の場合は顕著な改善が見られました。

この体験を通じて、私は自分自身の精神状態をより深く理解することができました。

また、心の平和を求める旅は多岐にわたることを学びました。

統合失調症を抱える多くの人々に伝えたいのは、治療の選択肢は一つではないということです。

自分に合った方法を見つけることが、症状の管理と改善への鍵であるかもしれません。私の場合、お祓いがその鍵となりました。

◆数年間、統合失調症で苦しんでいました(40代女性)

私が統合失調症と診断されてから数年間、常に幻聴や不安、混乱の中で生きていました。

様々な薬を試し、カウンセリングやセラピーにも通いましたが、症状は一向に改善せず、日常生活に大きな影響を受けていました。

そんな中、伝統的な精神的アプローチに頼ることにしました。それがお祓いです。

お祓いを受ける決断は簡単ではありませんでした。

科学的根拠に基づく治療に頼ってきた私にとって、伝統的な方法への転換は大きな一歩でした。

しかし、友人の助言と自分なりの調査を経て、試してみる価値はあると感じました。

お祓いの日、私は緊張と好奇心でいっぱいでした。しかし、継続することで次第に心が落ち着きを取り戻し始め、長い間抱えていた重苦しさが軽くなっていくのを感じました。

数ヶ月後、私は何かが変わったことを実感しました。それ以来、幻聴は大幅に減少し、妄想に囚われることも少なくなりました。

また、心の平穏を取り戻すことができ、人間関係や日々の業務にも前向きに取り組めるようになりました。

私の経験が示すのは、統合失調症の治療には一つの「正解」はなく、様々なアプローチを試すことの価値があるということです。

お祓いがすべての人に効果的とは限りませんが、私にとっては、症状の軽減と精神的な平和をもたらす大きな手助けとなりました。

最も大切なのは、開かれた心を持ち、自分に合った治療法を見つけることです。

私の体験が、他の人々にとっても希望の光となることを願っています。

過去のご相談者様からのお喜びの声(動画)

➡︎ ご相談者様の声 | 妙瀧寺・水野行清

妙瀧寺住職 水野行清のプロフィール

霊障や霊的な事柄の可能性があると思った場合は、霊能者の家系に生まれたお祓いや除霊の専門家、修業を積んだ妙瀧寺の四代目住職・水野 行清(みずの ぎょうせい)にお気軽にご相談ください。

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