結論からお伝えします。
「霊が見える」「気配を感じる」といった体験は、多くの場合、医学的には統合失調症などの精神疾患として説明されます。
そのため、まず最優先すべきは、精神科・心療内科による診断と、ガイドラインに基づいた継続的な治療です。
一方で、医師の指示を守りながら長年にわたり治療を続けても改善が乏しい場合、医学적説明だけでは整理しきれない要素が残るケースも存在します。
本記事では、医療を否定することなく尊重したうえで、「治療を尽くした後に限って、霊的な視点を補足的に検討する余地があるのか」という現実的な立場から、統合失調症と霊障の関係について整理していきます。
補足:医学的ガイドラインを踏まえた本記事の立場について
本記事の内容は、医学的治療を否定したり、軽視したりするものではありません。
むしろ、現代医療のガイドラインを尊重したうえで、それでも説明しきれないケースが存在するという前提に立っています。
- 早期診断・継続的な薬物療法
- 自己判断で治療を中断しない
- 長期的な視点で経過を見守る
本記事も、この医学的立場を全面的に尊重しています。

そのうえで取り上げているのが、医学的にも「治療抵抗性」と捉えられるケースです。
精神医学においても、治療に反応しにくい症例が一定数存在することは広く知られています。
本記事で提示している「霊的な視点」は、この“医学が想定している範囲を超えた部分”を、別の角度から整理するための補足的な考え方です。
なぜ「霊が見える」現象は、医学的に統合失調症と診断されるのか
脳科学の分野では、「実際には存在しないものが見える(幻視)」といった症状は、脳内の神経伝達物質(ドーパミンなど)のバランス異常や、情報の統合機能の乱れによって起こると考えられています。
つまり、外部の霊的存在ではなく、脳の情報処理の誤作動として説明されるのが一般的であり、適切な薬物療法で多くの方が改善しているという確かな実績があります。

そのため、妙瀧寺においても、まず医療機関を受診し、治療を受けることを最優先としています。
長年治療しても改善しなかった「相談事例」(抽象化)

妙瀧寺に寄せられるご相談の中には、10年以上にわたる治療を経てなお、出口が見えないという切実なケースが数多くあります。
ある30代の方は、20代から服薬を続け、医師の指示もすべて守ってきました。
しかし、「特定の部屋での恐怖感」や「夜間の強い視線」だけはどうしても消えなかったといいます。
医学的には「治療抵抗性」とされながらも、本人とご家族が感じていたのは、「薬で蓋はされているが、根本的に“何かがそこにいる”感覚が消えない」という強い違和感でした。
ご相談者様からのお喜びの声(動画インタビュー)
➡︎ご相談者様の声 | 妙瀧寺・水野行清(動画)

こうしたケースにおいて、医学的治療を並行しながら「環境の調整」や「供養・祈り」を取り入れた結果、ようやく症状の波が穏やかになり、数年ぶりに睡眠が安定したという例もございます。
霊障の可能性を検討してもよい「具体的な条件」
繰り返しになりますが、霊障の検討は「医療を尽くした後」が前提です。次の条件に複数当てはまる場合、補足的な視点として霊的な影響を整理する時期かもしれません。
- 数年以上の適切な治療を続けても症状が変わらない
- 自己判断で断薬せず、主治医と良好な関係を築いている
- 特定の場所や、家系にまつわる不可解な連鎖がある
- 本人や家族が、単なる病気とは思えない「外部からの干渉」を感じる

これらのサインは、医学的アプローチを止める理由ではなく、「医学の守備範囲の外側」にある原因を整えるべきタイミングを示しているといえるでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 統合失調症と診断されていても、霊障の可能性を考えてよいのでしょうか?
はい。医学的治療を最優先に継続している場合に限り、補足的な視点として考える余地があります。診断を否定するのではなく、「医療を尽くしたうえで、なお残る不調」を整理するという考え方です。
Q2. 霊的な相談をする場合、どんな点に注意すべきですか?
最も重要なのは、医学的治療を否定しない相談先を選ぶことです。通院や服薬の継続を妨げず、不安を煽らず、現実的な生活の安定を重視しているかどうかが判断基準になります。

結論:長年治療しても改善しない場合に考えたい視点
統合失調症は医学的な病気であり、多くの場合は医療によって改善が期待できます。その一方で、長年適切な治療を受けても改善が乏しい「限られたケース」においては、霊的な影響が関与している可能性を検討することは、現実的な選択肢の一つです。
これは医学を否定するためではなく、医療を尽くしたうえで、なお残る苦しみに向き合うためのものです。医学を土台にしながら、心身の状態を多角的に整えていくことが大切です。

もし、誰にも理解されない苦しさを抱えているのであれば、一度その重みを整理してみませんか。あなたとご家族が、少しずつでも安心して日常を取り戻していくための助けとなれば幸いです。
【監修:妙瀧寺 住職 水野 行清】
※本記事は、統合失調症の診断・治療を行うものではありません。通院中の方は必ず主治医の判断を最優先とし、本記事の内容はあくまで補足的な考え方としてお受け止めください。
水野 行清(みずの ぎょうせい)プロフィール

水野 行清(みずの ぎょうせい)
1976年生まれ
出身地:大阪府豊能郡
2012年 日蓮宗教師資格取得
2013年 日蓮宗松籟山妙瀧寺 第四代住職に就任
父は「3時のあなた」など多数のテレビ番組に出演していた有名な祈祷師。代々受け継がれた霊視能力と確かな力で、全国からの相談に応じている


