厄除けと赤いものの関係性について、専門家の住職が解説

水野行清

厄除けと赤いものの関係性は、日本の伝統や信仰に深く根ざしています。

赤色は古来から邪悪なものを退ける力があると考えられ、厄除けや魔除けの象徴として使われてきました。

赤いものは強力な保護力を持ち、特に厄年を迎える人々にとって、災厄を避けるために効果的なアイテムとされています。

目次

赤色の象徴的な意味

赤色は日本の伝統的な色彩の中で非常に強力な意味を持っています。

赤は生命力や活力を象徴し、悪いエネルギーを追い払う色とされています。

古代日本では、災厄を退けるために赤い布や装飾品が用いられ、これは魔除けや厄除けの象徴とされました。

特に、火の色に通じる赤は、浄化の力を持つと考えられ、悪霊や災厄を燃やし尽くす力があるとされました。

赤い下着の厄除け効果

厄年に赤い下着を身につける風習は、現代でも広く行われている厄除けの方法の一つです。

この習慣は特に女性の厄年に見られます。赤い下着を身につけることで、体を守り、災厄を遠ざけると信じられています。

赤色は血液の色でもあり、健康や生命力を象徴するため、厄年に不調や不運を避けるために体の一番近くに赤を取り入れるという意味があります。

厄除けのお守りに使われる赤色

多くの神社やお寺で授与される厄除けのお守りにも、赤色が使用されることがあります。

赤色のお守りは、持ち主を災厄から守る力がより強いとされ、特に厄年や大事な節目において人気があります。

赤い紐や装飾が施されたお守りは、厄除けの効果を高め、持ち歩くことで常に厄を退ける力を発揮します。

赤い縁起物と厄除け

赤色の縁起物も厄除けアイテムとして広く使われています。

例えば、「だるま」や「赤べこ」など、赤を基調とした縁起物は災厄を避け、幸運を招く象徴とされています。

これらの赤い縁起物は、家の中や職場に飾ることで、日常生活の中で不運を遠ざける効果があると考えられています。

赤べこは特に健康祈願や魔除けの意味が込められ、病気や厄年の際に贈り物としても人気です。

赤い服や小物を取り入れる風習

厄除けを目的として、赤い服や小物を取り入れる風習もあります。

特に厄年を迎える際には、赤い色を身につけることで、災厄を退けるとされます。

赤いハンカチやアクセサリーなど、日常生活で身近に使えるアイテムに赤を取り入れることで、常に守護されるという安心感を得ることができます。

また、赤い靴下やスカーフなども、厄年に贈られることが多く、これも同様に厄を払う力を持つと信じられています。

赤い鳥居と厄除け

神社の鳥居にも赤色が使われることが多いのは、厄除けや魔除けの意味を持っているからです。

赤い鳥居は神聖な境界を示し、その中に悪いものが入らないようにするための保護の役割を果たします。

神社に訪れる際に、この赤い鳥居をくぐることで、参拝者は厄や災厄から守られるとされています。

子供の厄除けに使われる赤

赤色は、特に子供の厄除けにも広く使われています。

赤ちゃんや幼児が身につける赤い衣装や帽子は、健康を保ち、災厄を避けるための強力な守りとなります。

古来より、赤は生命力を象徴すると同時に、弱い存在である子供を外からの災いから守る色とされてきました。

七五三などの節目の祝いでも、赤い着物や小物が使用されることが多く、子供の健やかな成長を願う厄除けの意味が込められています。

まとめ

赤色は、日本の伝統や信仰の中で非常に重要な厄除けの象徴として用いられてきました。

赤いアイテムや服装を取り入れることで、厄を払い、幸運を招く効果があるとされています。

特に厄年において、赤を生活に取り入れることは、日常生活の中での保護や安心感を得るための有効な方法として広く認識されています。

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