生霊に憑かれると危ない理由とは?専門家の住職が解説

水野行清

生霊(いきりょう)に憑かれることは、霊的な影響を受ける一種の現象であり、通常、他の人の強い感情や意識が霊的なエネルギーとして送り出され、それが誰かに影響を及ぼすとされています。

生霊に憑かれると精神的・身体的な影響が出ることがあり、場合によっては深刻な状態になることもあるため、注意が必要です。

以下では、生霊に憑かれると危険な理由について詳しく説明します。

目次

生霊の性質:強い負の感情が影響を与える

生霊は、誰かが抱く強い負の感情(嫉妬、怒り、執着、恨みなど)が原因で、その感情が霊的なエネルギーとして他人に送られる現象です。

この感情は無意識に発せられることもあれば、意図的に相手に送られることもあります。

生霊の最大の特徴は、「生きている人」の感情や思念が霊的な形で相手に作用することです。

この強い感情は、相手に大きなエネルギー負荷を与え、肉体的・精神的な問題を引き起こします。

特に、感情が強く、長期間続く場合は、その影響が強くなるため、深刻な問題を引き起こす可能性があります。

生霊に憑かれると危険な理由

生霊に憑かれることが危険だとされるのは、以下のような理由からです。

精神的な不安定さを引き起こす

生霊が憑くと、まず精神的な不安定さが現れることが多いです。

生霊は相手に負のエネルギーを送り込み、次のような精神的な問題を引き起こします:

  • 不安感や恐怖感:原因不明の不安感や恐怖感に襲われることがあります。特に特定の場所や状況で強く感じる場合が多いです。
  • 感情のコントロールが難しくなる:怒りや悲しみといった感情が突然強く現れることがあります。これらの感情が自分のものではないと感じることがあり、他人の感情が影響を及ぼしていると考えられます。
  • 抑うつ状態:生霊に憑かれると、意識的にも無意識的にもエネルギーを奪われ、抑うつ状態や無気力感に陥ることがあります。強い負の感情が相手に送り込まれることで、心のエネルギーが枯渇し、精神的に追い込まれることがあります。

身体的な不調が現れる

生霊の影響は、精神的な問題だけでなく、身体的な不調としても現れます。

これらの症状は、通常の病気では説明できない場合が多く、次のような形で現れることがあります:

  • 慢性的な疲労:十分な睡眠を取っても、疲労感が取れない、体がだるいといった症状が現れることがあります。生霊によってエネルギーが奪われるため、体が常に疲れている状態になります。
  • 頭痛や肩こり:特に首や肩周りに重さや痛みを感じることが多く、生霊がこの部位に留まっていることが多いとされています。これが原因で慢性的な頭痛や肩こりに悩まされることがあります。
  • 吐き気やめまい:生霊の影響を強く受けると、原因不明の吐き気やめまいが起こることもあります。これらは体のエネルギーバランスが崩れるために起こるとされています。

人間関係の悪化

生霊に憑かれることで、他の人との関係にも悪影響が出ることがあります。

特に、嫉妬や恨みを持つ相手からの生霊が原因で、人間関係がこじれることがあります。

  • 家庭内や職場でのトラブル:生霊に憑かれると、家庭内での口論が増えたり、職場でのトラブルが頻発することがあります。これは、相手からの強い感情が自分の行動や感情に悪影響を与えるためです。
  • 誤解や衝突が増える:生霊の影響によって、他人とのコミュニケーションがうまくいかなくなり、誤解や衝突が増えることもあります。これにより、人間関係が悪化し、孤立感を感じることもあります。

霊的な影響の増大

生霊が強い場合、他の霊的な影響を引き寄せることがあります。

生霊によってエネルギーが弱まると、他の霊的な存在がその人に取り憑きやすくなるため、さらに悪い霊的な影響を受けることがあります。

これにより、状況が悪化し、複数の霊的問題に悩まされることがあります。

生霊を祓うための対策

生霊に憑かれたと感じた場合は、速やかに対策を講じることが重要です。

以下は、生霊を祓うための一般的な方法です。

塩やお香を使った浄化

塩やお香は浄化の力があるとされ、生霊の影響を取り除くために効果的です。

自宅の玄関や部屋の四隅に塩を置いたり、お香を焚いて部屋全体を浄化することで、生霊のエネルギーを取り除くことができます。

神社や寺での祓い

生霊が強い場合は、神社や寺での祓いや供養を受けることが効果的です。

神社での「お祓い」や、寺での「供養」によって、生霊の影響を取り除き、霊的なバランスを取り戻すことができます。

神職や僧侶が行う祈祷や儀式によって、霊的なエネルギーを浄化し、生霊の影響を取り除きます。

祈りや精神的な強化

自分の精神的な強さを保つことも、生霊に対抗するために重要です。

毎日祈りを捧げたり、自分を守るためのアファメーション(肯定的な言葉)を使うことで、霊的な防御力を高めることができます。

特に、信仰や宗教的な儀式を通じて心を安定させることが有効です。

感情のクリアリング

生霊の影響を受けないためには、自分の感情をクリアに保つことも大切です。

瞑想やリラクゼーションの時間を持つことで、精神的なバランスを取り戻し、霊的な影響を受けにくくすることができます。

まとめ

生霊に憑かれることは、精神的・身体的に多大な影響を及ぼす可能性があり、特に強い負の感情が原因で問題が深刻化することがあります。

不安感、疲労感、身体の不調、さらには人間関係の悪化などが生霊の影響による症状として現れるため、早期に対策を取ることが重要です。

浄化の儀式や祈祷、感情のケアを通じて、霊的な影響を取り除き、健康的な生活を取り戻すことが大切です。

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