お祓いは大安に行った方がいいのか?専門家の住職が解説

水野行清
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大安とは何か?

大安(たいあん)は、六曜(ろくよう)の一つで、「非常に吉日である」とされる日です。

六曜は日本の暦において、日々の運勢を示す6つの種類の日柄で、「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」があります。

その中でも大安は「大いに安らか」と解釈され、何事においても吉であるとされるため、特に結婚式や引っ越し、開店祝いなど、重要な行事に選ばれることが多いです。

お祓いを大安に行うべき理由

  1. 縁起を担ぐ意味合い: 大安は最も縁起の良い日とされているため、お祓いを大安に行うことは、邪気を祓い、新たなスタートを切るという意味で非常に良いとされています。多くの人が大安の日を選ぶことで、精神的な安心感を得られることもあります。
  2. 神道の考え方との相性: 神道においては、清らかな心で神々に祈ることが重要視されます。大安は、特に邪気が少なく、清浄な日と考えられているため、その日にお祓いを行うことで、より良い結果が期待できるという考えがあります。
  3. 神社や寺院の習慣: 多くの神社や寺院では、大安の日に多くの人々が訪れ、祈願やお祓いを行うことが一般的です。大安の日には特に多くの参拝者が訪れるため、神職の方々もより丁寧な対応を行うことが多いとされています。

大安でなくても良い場合もある

ただし、お祓いを行うのに必ずしも大安でなければならないわけではありません。

お祓いの目的やその時の状況に応じて、他の日を選ぶことも考慮されます。例えば、以下のようなケースがあります。

  1. 急な状況や緊急性がある場合: 例えば、新居に引っ越してすぐにお祓いをしたい場合や、体調不良や不運が続く時など、緊急性がある場合は、六曜を気にせずに早めにお祓いを行う方が望ましいとされます。
  2. 個人的な都合や神社の都合: 大安の日は参拝者が多く、混雑することがあります。静かな環境で落ち着いてお祓いを受けたい場合は、他の日を選ぶことが一つの選択肢となります。また、神社によっては特定の日にしかお祓いを行わない場合もあるため、その日程に従う必要があります。
  3. 他の吉日を選ぶ場合: 友引や先勝など、他の吉日でもお祓いを行うのに適した日があります。例えば、友引は「共に引く」という意味で、友人や仲間との縁を深める日とされています。このような日もお祓いには向いているとされることがあります。

まとめ

お祓いを行う際に大安を選ぶことは、縁起の良さや精神的な安心感を得るためには有効ですが、必ずしも大安に限定する必要はありません。

急を要する場合や個々の状況に合わせて他の日を選ぶことも良い選択です。

最も大切なのは、自分自身が心から清らかに祈り、神聖な気持ちでお祓いに臨むことです。

それにより、どの日に行ってもその効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

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