お祓いに必要なものについて、専門家の住職が解説

水野行清
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神社や寺院でのお祓いに必要なもの

  • 初穂料(はつほりょう)または玉串料(たまぐしりょう)
  • お祓いを依頼する際には、神社や寺院に対しての奉納金として「初穂料」または「玉串料」を用意します。金額は神社や寺院によって異なりますが、一般的には3,000円〜10,000円が目安です。事前に問い合わせて確認するのが良いでしょう。
  • 予約
  • お祓いは予約が必要な場合が多いため、事前に電話やオンラインでの予約が推奨されます。特に、人気の神社や寺院では予約が埋まりやすいので、早めの手配が望ましいです。
  • 正装または適切な服装
  • 神聖な儀式のため、なるべく清潔で品のある服装を心がけます。男性はスーツや襟付きシャツ、女性はワンピースやスカートが適しています。カジュアルな服装や露出の多い服装は避けましょう。
  • お守りやお札の持参
  • 神社や寺院から購入したお守りやお札を持参し、それをお祓いの際に一緒に祈願してもらうことができます。古いお守りやお札を返納する際にも、持参して神社や寺院でお焚き上げしてもらうと良いでしょう。

自宅でのお祓いに必要なもの

  • 塩は古くから浄化のために使われてきたアイテムです。お清めの塩を撒くことで、悪い気や邪気を祓う効果があるとされています。玄関や部屋の四隅、気になる場所に少量の塩を撒くと良いでしょう。特に、粗塩が浄化の効果が高いとされています。
  • 酒(清酒)
  • 日本酒は、神道の儀式でしばしば使われる清めのための道具です。神棚に供えることもありますが、家の中をお清めするために少量の酒を使うこともあります。使用する酒は純米酒が望ましいです。
  • お香や線香
  • お香や線香を焚くことは、空間を浄化し、邪気を払うとされています。特に、白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)といった浄化効果が高いとされる香木を使ったお香が人気です。
  • 鈴(りん)
  • 鈴の音には、邪気を払う力があるとされ、特に神道では神聖なアイテムとされています。自宅のお祓いの際には、部屋の四隅で鈴を鳴らすと良いでしょう。浄化の儀式として音を響かせることで、空間にこもった悪い気を追い払う効果があります。
  • ろうそく
  • 火は浄化の力があるとされ、ろうそくの火を灯すことで、悪い気を燃やし尽くす効果があります。お祓いの際には、白いろうそくを使うと良いとされています。
  • 白紙または和紙
  • 自宅でのお祓いの際に、清めたいものを包むための白い紙を用意します。特に、捨てるべき物や古いお守りなどを処分する際には、白紙や和紙で丁寧に包むと良いです。

特定の目的に合わせたアイテム

  • 護符や祈祷札
  • 特定の目的(例えば、交通安全、病気平癒、家内安全など)に合わせた護符や祈祷札を持参することも有効です。これらは、神社や寺院で授与されるもので、持ち歩いたり家に飾ったりして使います。
  • 鏡は邪気を跳ね返す力があるとされ、玄関や窓に向けて置くことで、悪い気が家に入るのを防ぎます。風水でもよく用いられるアイテムです。

浄化用の植物

  • 榊(さかき)
  • 神道では、榊は神を迎える神聖な植物とされています。神棚や玄関に飾ることで、家の浄化を行うと良いでしょう。
  • ハーブ(例えば、セージやパロサント)
  • 西洋では、セージを焚く「スマッジング」と呼ばれる儀式があり、浄化の効果があるとされています。パロサントも同様に、香りと煙で空間を浄化するために使われます。

お祓いを行う場所や目的に応じて、これらのアイテムを用意すると効果的です。

事前に必要なものを確認し、準備を整えることで、お祓いの効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

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