家庭内での不調を解消するためのお祓いについて、専門家の住職が解説

水野行清

家庭内で原因不明の不調が続くとき、霊的な影響や邪気が関わっている可能性があります。

家族全体に不調が広がっていると感じる場合、浄化やお祓いを取り入れることで、家庭の環境やエネルギーが整い、安心して暮らせる空間が生まれるかもしれません。

以下では、家庭でできるお祓いの方法やその効果を詳しくご紹介します。

目次

お祓いの歴史的背景とその効果

お祓いは、日本の神道や仏教などで古くから行われてきた霊的な儀式で、空間や人に影響を与える悪いエネルギーを取り除き、場を清めるための方法です。

家庭内に不調が続く際、こうした伝統的な方法を試すことで、環境が整えられ、住まう人々の心身の安定にもつながるとされています。

家庭内で行えるお祓いの具体的な方法

塩を使った浄化

塩は清めの象徴として古来から使われてきました。

天然塩(海塩などの純塩)を小皿に盛り、玄関や家の四隅に置きます。


1週間ごとに新しい塩に交換し、古い塩は袋に入れて捨てるか、流して処分します。

塩は邪気を吸収する性質があるとされているため、必ず定期的に交換することが重要です。

また、家族全員の入浴時に塩を入れた「塩風呂」にすることで、体にまとわりついた邪気を流し、心身ともにリフレッシュされます。

お香や線香で空間を清める

浄化作用が高いとされる白檀やフランキンセンスなどのお香を焚き、家中に煙を行き渡らせます。

玄関、リビング、特に邪気が溜まりやすい部屋の四隅に煙を巡らせましょう。

月に1〜2回行うのがおすすめです。特に人の出入りが多い後や体調不良を感じる時は実施を増やしましょう。

煙を巡らせる際、静かに深呼吸しながら気持ちを落ち着けると、お香の浄化力がより高まります。

火の取り扱いには十分に注意し、換気を忘れずに行いましょう。

盛り塩を玄関に置く

玄関や家の入口に、小皿に円錐状に盛った塩を置くことで、家庭に入る悪いエネルギーを防ぎます。

週間ごとに新しい塩に交換し、古い塩は水に流すか、袋に包んで処分します。

盛り塩は家の「結界」として作用し、家庭内にポジティブなエネルギーが広がりやすくなるとされています。

鈴や鐘で音を使った浄化

音は波動を整え、空間のエネルギーをリセットする効果があるとされています。

玄関、寝室、リビングなど邪気が溜まりやすい場所で鈴や鐘を鳴らして音を響かせましょう。

鈴や鐘の音は優しく包むように鳴らすのが良いとされ、音が消えた後には部屋全体が浄化され、新しい気が生まれると言われています。

クリスタルチューナーなども活用できます。

観葉植物を使った浄化

観葉植物は、空間のエネルギーを吸収し清める効果があり、家庭内に置くことで邪気を和らげます。 

玄関やリビングに植物(ポトス、ユーカリ、サンスベリアなど)を配置し、定期的に水やりや葉の手入れを行います。

植物は成長とともに場のエネルギーを浄化するので、元気に育てることが効果を保つ秘訣です。 

植物が枯れた場合は感謝を込めて処分し、新しい植物を迎え入れると良いでしょう。

    お祓いをした後のメンテナンス

    お祓いを行った後も、良い状態を保つために日常のケアが大切です。

    •   定期的な換気:窓を開けて新鮮な空気を取り入れることで、邪気が外に流れ、空間が浄化されます。特に朝に行うことで、家庭全体に清々しいエネルギーが満ちると言われています。
    •   感謝の気持ちを持つ:家族や家庭に感謝する気持ちを常に持つことも大切です。感謝の念が家庭にポジティブなエネルギーをもたらし、邪気を寄せ付けにくくします。
    •   祈りの習慣を取り入れる:毎朝、家族の健康や幸福を祈ることで、家庭内のエネルギーが安定しやすくなります。

    専門家のお祓いも検討を

    家庭内での不調が続き、お祓いをしても改善が見られない場合には、専門の住職や霊能者に相談することもおすすめです。

    プロによる浄化やお祓いは、家庭のエネルギーを大きく整える手助けとなり、不調の原因が霊的なものであれば根本的な解決につながる場合もあります。

    家庭でのお祓いを定期的に行うことで、住まいが整い、家族に平和と健康がもたらされるでしょう。

    不調が続く際には、ぜひこれらの方法を参考に、心と体を整えられる家庭環境を目指してみてください。

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