霊が取り付いている時の症状は?専門家の住職が解説

水野行清

霊が取り付いている(憑依されている)時の症状は、身体的・精神的にさまざまな異常が現れることが多く、日常生活に支障をきたす場合もあります。

憑依されるとされる人々は、その人の精神状態や環境に影響を受けやすい特徴があり、具体的な症状は次のようなものが見られます。

目次

霊が取り付いていると考えられる主な症状

性格や行動の急激な変化

霊が取り付いている場合、その人の性格や行動に急激な変化が見られます。

これまで穏やかだった人が突然攻撃的になったり、感情の起伏が激しくなったりすることが特徴です。

また、普段行わない奇行や、不自然な態度をとることもあります。

これらは、取り憑いた霊がその人の行動を操っていると考えられています。

理由のない強い疲労感や倦怠感

憑依されると、身体的に極度の疲労や倦怠感を感じることが多いです。

休息を取っても回復しないほどのだるさや、全身の重さを感じる場合もあります。

これは、霊がその人のエネルギーを吸い取っている、あるいは影響を与えていると考えられています。

精神的な不安や恐怖感の増大

取り憑かれている人は、しばしば理由もなく強い不安や恐怖を感じることがあります。

恐怖心が突然沸き起こったり、見えない存在の視線や圧力を感じることもあります。

こうした現象は、霊が精神に干渉し、感情に影響を与えているとされます。

身体的な不調や痛み

憑依された人は、医学的に説明できない身体の不調や痛みに悩まされることがあります。

例えば、特定の部位に痛みを感じたり、原因不明の頭痛、胃痛、関節の痛みなどが続く場合があります。

特に、肩や首の重さや痛みが訴えられることが多く、これは霊的な影響を示唆していると考えられています。

眠りの障害

憑依されていると、睡眠にも悪影響が出ます。

夜中に突然目が覚める、悪夢を見る、寝汗を大量にかく、眠りが浅く疲れが取れないといった症状が見られます。

これらは、霊的な存在が眠っている間に干渉している可能性があるとされています。

異常な言動や話し方の変化

憑依された人が、突然異なる人格のような振る舞いを見せることがあります。

普段の話し方とは異なり、急に声色が変わったり、普段は使用しない言葉や文体を使ったりします。 

場合によっては、本人が全く知らないはずの言語を話し始めることもあり、これは霊がその人の体を通じて言葉を発していると考えられています。

宗教的なシンボルに対する拒否反応

憑依されていると、宗教的なアイテムやシンボルに対して強い拒否反応を示すことがあります。 

例えば、十字架や仏像、御守りに触れると不快感や恐怖感を訴えることがあります。

神社や寺院、教会といった宗教的な場所に近づくだけで身体に異変が起きることもあるため、霊的な問題を抱えている可能性が疑われます。

環境への影響

霊的な存在が取り憑くと、周囲の環境にも影響が現れることがあります。

例えば、物が突然動いたり、電化製品が急に故障したり、原因不明の異音が発生することがあります。

こうした現象は、取り憑いた霊がその場所にも影響を及ぼしているとさ考えられます。

体温やエネルギーの変化

憑依されると、体温が急激に変動することがあります。

急に体が冷たく感じる、または逆に体が熱くなるといった異常な体感を覚えることがあります。

また、霊にエネルギーを吸い取られることで、体力が急激に消耗することもあります。

霊が取り付く原因

霊が取り憑く原因はさまざまであり、以下のような状況が原因となることが多いです。

  1. 精神的な弱りやストレス
    精神的に不安定な時期や強いストレスを抱えている時は、霊的な影響を受けやすくなるとされています。特に、長期間にわたる疲労やストレスが原因で、エネルギーのバリアが弱まることで霊が入り込むと考えられています。
  2. 霊的な敏感さ
    霊感が強い人や、元々霊的な存在に敏感な人は、取り憑かれやすいとされます。こうした人々は、霊的な影響を強く受けるため、心の防御が弱まっている時に憑依されることがあると言われています。
  3. 霊的に問題のある場所に長時間滞在
    霊的な存在が集まりやすい場所、例えば事故現場や古い建物、墓地などに長時間いると、霊がその人に取り憑くことがあると考えられています。こうした場所には、浄化されていない霊的なエネルギーが残っているため、霊に取り込まれやすくなると言われています。

憑依された時の対処法

霊が取り憑いていると感じる場合、またはそのような兆候が見られる場合には、次のような対処法が考えられます。

  1. 専門家に相談する
    霊能者や神職、僧侶などの専門家に相談し、除霊やお祓いを受けることが一般的な対処法です。神社や寺院では、取り憑かれた人のために祈祷や浄化の儀式を行うことができます。
  2. 日常的な浄化を行う
    日常生活の中で、霊的な影響を防ぐために浄化を行うことも有効です。塩や酒を用いた浄化、またはお風呂に浄化効果のある塩を入れて入浴することが、霊的な防御を強化する方法として効果的です。
  3. 霊的な防御を高める
    瞑想や祈りを通じて、心を静め、精神的な防御を高めることが重要です。ポジティブなエネルギーを保つことで、霊的な影響を避けることができるとされています。また、護符やお守りを持ち歩くことで、霊的な影響を減少させることも期待できます。

まとめ

霊が取り憑くことによって引き起こされる症状は、精神的、身体的に大きな影響を及ぼす可能性があります。

早期に対処することで、霊的な影響を最小限に抑えることができるため、疑わしい場合は専門家に相談し、適切な対処を取ることが大切です。

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