奈良で呼ばるないといけない神社はどこか?専門家の住職が解説

水野行清

奈良県で「呼ばれないといけない」と言われる神社として有名なのは、玉置神社(たまきじんじゃ)です。

玉置神社は奈良県吉野郡十津川村に位置しており、険しい山中に鎮座しています。

この神社には「神様に呼ばれないとたどり着けない」との言い伝えがあり、特にスピリチュアルな力が強い場所として知られています。

参拝者の中には、何度訪れようとしても道に迷ったり、天候が悪化して行けなかったという話も多く、そうした出来事が「神様がまだ呼んでいない」という信仰につながっています。

目次

玉置神社の歴史と神聖な背景

玉置神社は、紀元前33年に創建されたと伝わる、日本でも有数の古社です。

熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の奥宮ともされ、霊場としても知られています。

古くから修験道の重要な拠点とされており、役行者(えんのぎょうじゃ)を始めとする多くの修験者が修行を行った場所です。

この神社は、玉置山(標高1076m)の山頂付近にあり、その立地も含めて非常に神秘的な雰囲気を持っています。

山そのものが神聖視されており、その強力なエネルギーから、参拝する人々は心身を浄化されると信じられています。

「呼ばれないといけない」とされる理由

玉置神社が「呼ばれないといけない」と言われるのは、その険しい道中や厳しい自然環境に由来しています。

まず、神社までの道のりが非常に険しい山道であり、車でのアクセスも限られているため、たどり着くのが難しい場所に位置しています。

特に天候が不安定な時期や、体調が整っていない状態ではたどり着けないことが多く、途中で道に迷ったり、予想外の困難に直面することもあります。

このような出来事が古くから「神様がまだ参拝者を呼んでいない」という信仰に結びついています。

つまり、呼ばれた者だけが無事に玉置神社にたどり着き、神の加護を受けることができるという考え方です。

また、参拝者の中には、人生の重要な局面で不思議な導きを感じて玉置神社を訪れる人もおり、呼ばれて訪れた時には、大きなご利益がもたらされると信じられています。

こうした信仰が、玉置神社の神秘性と「呼ばれないといけない」という評判を高めています。

玉置神社のご利益とパワースポット

玉置神社は、特に「祓い清め」の神として信仰され、悪運を払って新しい運気をもたらすご利益があるとされています。

長年の不運や厄を払い、心身の浄化を求める人々にとって、特別な力が働く場所とされています。

さらに、恋愛成就や家庭円満、健康運の向上など、さまざまなご利益があることでも知られています。

境内には、パワースポットとして有名な「玉置杉」という巨木があり、樹齢3000年以上とも言われるこの木は、強力なエネルギーを持つとされています。

この巨木に触れることで、生命力や健康運、長寿のご利益がもたらされるとされています。

アクセス

  • 所在地:奈良県吉野郡十津川村玉置川1
  • アクセス:最寄りの公共交通機関からは遠く、車でのアクセスが一般的です。玉置神社までは細い山道を通るため、車での運転には注意が必要です。特に冬季は積雪や凍結により通行が困難な場合もあるため、事前の天候チェックや装備の準備が重要です。また、神社の駐車場からも徒歩での道のりがあり、体力が必要です。

まとめ

玉置神社は、その神秘的な雰囲気と強力なご利益から、特にスピリチュアルな場所を求める人々にとって特別な神社です。

「呼ばれないといけない」という言い伝えがあるため、訪れる際には、心身を整え、神様に呼ばれているという感覚を持って訪れると良いでしょう。

もしあなたが呼ばれたと感じ、無事にたどり着くことができれば、強力な浄化と運気向上のご利益を得ることができるでしょう。

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