霊媒師のお札について、専門家の住職が解説

水野行清

霊媒師が使用するお札(おふだ)は、特定の霊的な力や加護を与えるために用いられる霊具の一つです。

お札は一般的に神社や寺院で授与されるものが有名ですが、霊媒師も独自の儀式や霊的な力を込めたお札を使うことがあります。

ここでは、霊媒師が使用するお札の種類や役割、使用方法について詳しく説明します。

目次

お札の役割

霊媒師が使用するお札は、霊的な保護や浄化を目的として作られています。

お札は、その場所や人々を悪霊や邪気から守るために用いられることが多く、特定の霊的な目的に合わせて霊媒師が力を込めて作成します。

お札は、以下のような役割を果たします。

  • 邪気払い: 邪気や悪霊から身を守るために、玄関や寝室などに貼ることで、その場所に結界を張り、悪いエネルギーが入らないようにする。
  • 浄化: 家や土地、人そのものを浄化し、ネガティブなエネルギーを取り除く効果がある。
  • 開運: お札に込められた力によって、運気を高めたり、人生に良い影響をもたらすよう祈念されたものも存在する。

霊媒師のお札の種類

霊媒師によるお札は、通常、霊的な儀式や祈祷によって力が込められます。

霊媒師によって作成されるお札には、様々な種類があり、それぞれ異なる目的で使用されます。

  • 結界札: 邪気や悪霊を寄せ付けないよう、家や土地に結界を張るための札。家の入り口や四隅、部屋の隅に貼ることが多いです。
  • 浄化札: 家や土地、人の体を浄化し、悪いエネルギーや邪気を払いのけるための札。家全体に貼ったり、特定の部屋に貼ることで浄化効果を発揮します。
  • 開運札: 運気や運勢を向上させるために、霊媒師が特別な祈りを込めた札。特に、金運や健康運、恋愛運を向上させるものが存在し、生活の中での様々な願望を叶えるために使われます。
  • 個人保護札: 直接身に着けることができる小型のお札で、携帯用の護符のように使用されます。財布やバッグに入れたり、ポケットに忍ばせたりして、個人的な保護を得るために使用されます。

お札の作成と祈祷

霊媒師が作成するお札は、単なる紙や木の札ではなく、特定の儀式や祈祷を通じて霊的な力が込められたものです。

お札は特定の霊的な場所で作成されることが多く、霊媒師自身がその札に霊的なエネルギーを注ぎ込みます。

これにより、お札は霊的な保護や浄化の力を持つようになります。

作成される際には、霊媒師が特定の呪文や祈祷文を唱えることがあり、場合によっては霊的な存在や守護霊の加護を受けることを目的とします。

また、個別の依頼に基づいて、特定の問題に対処するためにカスタマイズされたお札が作られることもあります。

お札の使用方法

霊媒師によるお札の使用方法は、基本的には家や土地、個人を保護するためのものです。

以下は一般的なお札の使用方法です。

  • 家の中に貼る: 家や部屋を守るために、玄関や寝室、リビングなど、重要な場所に貼ります。特に家の四隅や入り口に貼ることで、邪気の侵入を防ぐ効果があります。
  • 特定の場所に置く: 必ずしも貼る必要はなく、重要な場所にお札を置くことも有効です。たとえば、家庭の神棚や特別な場所にお札を立てて、霊的な守護を得る方法があります。
  • 持ち歩く: 携帯用の護符やお札は、財布やポケットに入れて身に着けることで、常に霊的な守護を得ることができます。個人の厄除けや邪気払いを目的とする場合に特に効果的です。

お札の交換や処分

お札には使用期限があることが多く、効果が切れたり、古くなったお札は適切に処分する必要があります。

通常、1年程度でお札の効果が薄れるとされており、神社や霊媒師のもとで新しいお札と交換することが推奨されます。

古いお札は、燃やして浄化するか、神社や寺院で正式にお焚き上げをしてもらうのが一般的です。

まとめ

霊媒師のお札は、霊的な保護や浄化、運気向上を目的とした特別なアイテムであり、霊媒師が特定の祈祷や儀式を通じて霊的な力を込めたものです。

お札はその場所や人を邪気から守るだけでなく、浄化や開運の効果も期待されます。

お札の種類や使用方法は多岐にわたり、適切に使用することで、霊的な守護を得ることができると信じられています。

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