なんとなく熱っぽい、だるい、医者に行っても原因がはっきりしない…。
そのようなときは病気など ではない理由を疑うのではないでしょうか。
ましてやそういった体調不良が続くと不安になるもの です。
病気でないなら霊的な原因ではないか、お祓いを受けた方がいいのではないか…、そう思 うのも仕方ありません。
この記事では、体調不良でお祓いをした方がよい人についてまとめます。
お祓いの効果や、自分 でお祓いを行う方法についても解説します。
ご自身が体調不良の方はもちろん、ご家族や知人が 心配な方も参考にしてみてください。➡︎実際のご相談事例
体調不良、怪我や病気が続くときはお祓いするべき?
すべての体調不良や怪我・病気にお祓いが必要なわけではありません。
まずは医者に行って診 てもらいましょう。医学的に原因がわかるなら医師の指示に従えば問題ありません。
しかし診てもらっても原因がわからない場合や、怪我や病気が不自然に連続するといった場合も あるでしょう。
そのような場合は、お祓いを受けた方がよいかもしれません。
自己判断にはなりま すが、念のために受けることをおすすめします。
霊障と体調不良
原因不明の体調不良や不自然な怪我・事故が続く場合は、「霊障」が原因かもしれません。
その 場合はお祓いが有効になります。
霊障とは、霊が取り憑くことによって起こる障害のことです。
霊障は気分の浮き沈みなどメンタル に影響するほか、肉体的な不調の原因となることもあります。
人によって現れ方は異なりますが、 肉体的な不調の例としては不眠・倦怠感・頭痛などが挙げられます。
医者に診てもらっても体調不良の原因がわからないときは、霊障が原因になっている可能性が あります。
体調不良でお祓いした方がいい人の特徴
では、もう少し具体的に体調不良でお祓いした方がいい人の特徴について解説します。
以下のよ うな人です。
● よく怪我をする
● 病気がちである
● 原因不明の不調
順に見ていきましょう。
よく怪我をする
まず、よく怪我をする人、最近怪我が続いている人です。1~2回なら集中力が途切れているなど 不注意の可能性もあります。
しかし不自然に連続しているようなケースはお祓いをした方がよい と言えるでしょう。
怪我をしたときの状況やその前後を思い出して、睡眠不足といった原因がないかまず振り返って みてください。
それでもやむを得ない理由など思い当たることがない場合は、運気の低下により 災いを呼んでいる可能性があります。
病気がちである
次に病気がちの人です。大きな病気や不調が連続するといったケースです。
続けて大病にかか ることはあまりないため、特別な理由が疑われます。
この場合も、生活面や体調管理で思い当た ることがないのなら穢れが原因になっている可能性があります。
だるさや熱など比較的軽い症状でも、それが連続するようなら邪気が原因になっている場合があ ります。
お祓いを受けておいた方が安心です。
原因不明の不調
最後は、原因不明の不調が続く場合です。上記の通り、軽い不調でも霊障の可能性があります。
具体的な不調の例としては、不眠・倦怠感・肩こり・頭痛・耳鳴りなどが挙げられます。
診察を受けても原因がはっきりしない、薬を飲むなど対処しているのに治る兆しがないといった 場合は霊障が疑われます。
そもそもお祓いとは
ここで改めてお祓いとは何か確認しておきましょう。
お祓いとは、神社やお寺で人や物の厄災を 取り除くことをいいます。
同じく神社やお寺で行う宗教的な行為に「祈祷」があります。
祈祷は願いをかなえてもらうよう神 仏に祈ることで、お祓いとは別のことです。
ただし意味をあまり区別せずに使われることもありま す。
お祓いの効果
では、お祓いをするとどのような効果が得られるのでしょうか。
お祓いを受けた結果、よくないものが取り除かれたと実感する人もいます。
またお祓いを受けることで気持ちの切り替えになり、前 向きになれる人も多くいます。
お祓いの効果は科学的に証明されているわけではありません。
しかし効果を実感している人が 少なくないのも事実です。
お祓いは、心構えや状況を改善するきっかけとして利用することができ ます。
お寺・神社のお祓いの方法
すでに述べたようにお祓いはお寺や神社で受けるものですが、お寺と神社それぞれのお祓いの 特徴や違いについて解説します。
次の順番で説明します。
● お寺のお祓い
● 神社のお祓い
それでは、両者の特徴について順に見ていきましょう。
お寺のお祓い
お寺のお祓いでは、読経や護摩を焚くといったことがよく行われます。
基本的に僧侶が行いま す。
宗派や希望する内容によってお祓いの方法は異なります。
お寺でお祓いを受けようか検討し ている方は、依頼したいお寺に問い合わせるのが確実です。
お寺でのお祓いは、一般には「加持祈祷(かじきとう)」と呼ばれています。
加持祈祷は加持と祈 祷の2つの言葉に分けられ、前者は加護を衆生に与えること、後者は祈ることを意味します。
神社のお祓い
神社でのお祓いは、基本的には祝詞や供え物の献上などを行います。
神主は参拝者の祈りを受 け取って神様に届けるのが役目とされるため、祝詞も供え物も神主が行います。
お祓いをしてもらう人が行うこととしては、玉串を捧げることぐらいだと言えるでしょう。
玉串の捧げ方には作法があるので、事前に確認するか神主に教えてもらうかしておきましょう。
自分で行うセルフお祓いの方法
お祓いはお寺や神社で受けるのが基本ですが、自分で行う方法もあります。
依頼するのは敷居 が高いと感じる場合は、まず以下の方法を試してみましょう。
● 塩で身を清める
● 部屋を掃除する
● 身体を清潔に保つ
順に見ていきます。
塩で身を清める
まず、塩で身を清める方法です。塩を使うのはイメージしやすいのではないでしょうか。
お祓いで は、塩は天然塩・粗塩を使うようにします。
具体的な方法はいくつかあります。まず、自分に振りかけるという方法です。
葬儀から帰宅したと きのように、力強く自分に塩を振りかけます。
また塩風呂に入る方法もあります。塩風呂は、お清めのほか発汗作用なども期待できる方法で す。
ぬるめのお湯に、30~50gの塩を入れて溶かすだけです。あとは通常の入浴と変わりませ ん。
そのほか塩水を飲んで内側から清める方法もあります。コップ1杯の水に一つまみ溶かして飲み ます。
塩分の摂りすぎで健康を害さないためにも、塩は入れ過ぎないように注意してください。
部屋を掃除する
部屋を掃除するのも邪気を払うことにつながります。
不要なものには邪気が溜まりやすいので、 ゴミや不要なものは処分しましょう。
人形などそのまま捨てるのが不安なものは、塩で清めて感 謝を伝えてから白い布に包んで手放す方法が安心です。
ほかには、整理整頓や拭き掃除・掃き掃除など一般的な掃除も効果が期待できます。
自分の気 持ちも整うでしょう。
さらに、換気したり日光を部屋に入れたりする、部屋・玄関・水回りに盛り塩を置く、観葉植物を置くなどもおすすめです。
淀みをなくす、邪気を浄化する、邪気を入れないといった効果が得られま す。
身体を清潔に保つ
身体を清潔に保つことも大切です。
難しく考える必要はなく、入浴を欠かさないようにしましょう。
なおふつうに体を洗って湯船につかるだけでも十分なのですが、先に述べた塩風呂もおすすめ です。
またシャワーの水流を強くして浴びるのもよい方法です。
体調が悪かったりメンタル面が不調だったりすると、入浴が面倒になりがちです。
そうすると身体 を洗うのが不十分になったり入浴しなかったりするようになり、清潔に保つのが難しくなってしま います。
注意しましょう。
体調不良が運気の上がる前兆の場合も
これまで原因がはっきりしない体調不良を霊障の観点から見てきましたが、体調不良が運気の 上がる前兆の場合もあります。
運気が良い方向に変わる直前に、一時的に悪化する「好転反応」 というケースもあるのです。次の2つの例について解説します。
● 強い眠気・倦怠感がある
● 体調不良
1つずつ見ていきましょう。
強い眠気・倦怠感がある
まず十分に睡眠を取っているのに眠い、あるいは倦怠感があるというケースです。
転換期には身 体がエネルギーを必要とするため、自覚はできていなくても身体がそれに備えているためです。
運気が良くなっていくとしても、眠気や倦怠感は仕事や勉強などに支障が出ます。
そのためやは り注意が必要です。とくに外出時の不注意は事故のもととなるので、気を付けましょう。
体調不良
また体調不良も転換期に見られる変化の例の一つです。
人によって現れ方は異なりますが、頭 痛・発熱、お腹の不調などの形を取ることがよくあります。
場合によっては体内の不調でなく、怪 我や事故に遭う場合もあります。
体調不良もやはり注意が必要です。
改善されていく直前だけの一次的な状態だったとしても、怪 我や事故に遭っては台無しです。
精神状態に変化が起こることもあり、とくにイライラしているよう なときは一層の注意が求められます。
体調不良にもお祓いを
医者に診てもらっても原因のはっきりしない体調不良が続いたり、不自然に怪我や事故が連続し たりする場合は、お祓いを受けることをおすすめします。
人生の転換期がゆえの好転反応という ケースもありますが、その場合も日常生活において注意して過ごさなくてはなりません。
お寺や神社でお祓いを受けるのが間違いないのですが、抵抗があるのならまずは自力でできる 方法を試してみるのがよいでしょう。
それでも改善しないなら、お寺や神社のお祓いを検討してみ てください。
いずれにせよ、状態が軽かったとしても不調が続くならそのままにせず対処することが大切で す。
気分がすっきりするだけでも、お祓いを受ける価値はあるのではないでしょうか。